子どもは誰も、素晴らしい能力を持っているのだから、そのチカラを信じて子どもを見守る。それだけで大丈夫!

子育ての悩みや迷いを減らすヒントを得られる本。



成長=長くなる、大きくなる

発達=体が大きくなるにつれ、そこに機能が宿る過程


動物と違う人としての機能

言葉によるコミュニケーション

○2本の脚で歩くこと

小さな物を親指と人差し指でつまむこと


言語、社会性の発達

粗大運動の発達

微細運動の発達


4ヶ月ころ声を出して笑う 

6ヶ月ころつかむ

12ヶ月ころつまむ、言葉


子どもの成長や発達は親としての最大の関心事だがそれらを促すために特にやるべきことは何もない

遺伝子の力で正常に成長し発達することが約束されている


子育ては楽しむためにあるもので、とくに最初の12ヶ月を楽しめるかどうかで、それからの子どもとのかかわり方が変わってくる


まずは自信を持って子育てしてほしい。新米のお父さんお母さんが正しい子育てを追求しても子どもの健やかな成長、発達に大きな影響はない

。子育ては大変。多くの幸せを感じ、記憶に残そう。


2歳のいやいやは基本的には自主性に任せる。やりたいようにやらせるのがいい。失敗は貴重な体験。


親自身が子どもに対して礼儀正しく振る舞うことがすなわち礼儀正しい子どもを育てるためのしつけ

子どもを尊重することがすなわちしつけ

わがままな子も外に出て自身で学んでくる。親が先回りして心配することではない


親がやってはならないことがあるとすれば、無関心だけ。無関心は絶対によくない


叱り方に正解はない

叱り方の良し悪しは親が責任を持って判断しないといけない

子どもが叱られたことを納得できるような叱り方

子育ての責任者、リーダーとして自分で判断して、必要なら叱ること

毎日子どものふれ合い、向き合っているお母さんの判断はたいてい正しい。子どもの将来に想いを馳せ、毎日、仕事を頑張っているお父さんの思いは的を得ているはず。だから自信を持って叱っていい。

子どもの意思だけにまかせて、子どものいいなりになっていたら、子どもがリーダーシップをとっていることになる。

子どもを自由に伸び伸びと育てることと、すべてのことを思いのままにさせることとは違う。

叱ることは親から子どもへのプレゼントであるべき。相手が受け取って、納得してなんぼ。だから心を込めて思いが伝わるようにやさしく。



きょうだいを育てるときに気をつけること

上の子も下の子も同じように接する

親は子どもの人数に合わせて愛情を大きくする。ひとりっ子のときに与えていた愛を100とすると、二人目が生まれたら50.50に分け与えるのではなく、100100で愛をそそぐという気持ちで接してあげる。

きょうだいに優劣をつけない、順位付をしない。

子どもたちみんなに幸せになってほしいと心から願っていれば、それでいい、絶対に伝わっているはずだから

下の子のお世話をさせるのが一番。

親の愛情に包まれて育っていれば、いずれはお互いを思いやり、助け合うようになる


発達障害

発達するにつれて次第に明らかになってくる社会生活での困難さ

持って生まれた強い個性のようなもの


1回叱ったら9回褒める

子育ては、気にしないこと、楽しむこと、が基本。とにかく寛容になること。

しかるときはその場でしかって、後で言わない。その場で短く簡潔に伝える。

褒めるも、そうだね、そのとおりだね、わかるな、と共感すること。それだけで十分。共感する。ぐっとこらえて子どもの言い分や行動を受け入れてあげることが褒めるということ。

共感とは相手の立場になって、感じ、考えること。


ありのままの姿を受け入れてあげること

左利きを訓練によって右手も使えるようにする程度は可能ですが、遺伝子によってある程度決められている個性、性格や行動パターンを、しつけや教育で根本から変えることはほとんど無理、むしろ有害だと考えた方がいい。強い個性が人格の偏りのように感じられる場合も多くは遺伝子のシナリオにある正常な振れ幅でしかないのでは。

親の思い通りの子に仕上げるために、他の大勢の良い子たちと同じように行動するようにと叱って無理強いするのではなく、ありのままの姿を受け止める。その子が持って生まれた性格を良い方向に生かし、社会の中で健やかに育っていけるように見守ることが育児の目的。


風邪を引きやすいのは免疫力の問題ではない。最大の要因は環境。


胎児のときから子育ては勝手に始まっている。どんな音楽を聞いているかではなく、どんな気持ちで聴いているかが大切。音楽そのものか直接胎児の発育に働きかけることはないにしても、音楽を通じて親子のコミュニケーションを取りながら生まれてきた子は愛情に包まれて人生のスタートをきることができる。そういう意味で子育ては胎児のときから始まっている。


素質のないもの、向いていないことをやらせるのは逆効果。

特定の勉強、科目が得意か苦手かは、生まれつき決められていることのほうが大きい。運動能力も同じ。

早期教育は早くできるようにはなるが、それ以上でもそれ以下でもない。将来的に結果は大きくは変わらない。習いごとはやめ癖や意志の弱さには関係ない。嫌がるなら無理せずやめる、他にやってみたいことを試すのがいい。


神様が与えた(遺伝が決めた)その子の才能を無理強いの早期教育で捻じ曲げず、その子本来の個性を生かすほうがいい。


学校に行きたくない子は行かなくていい。嫌だと思っていることを無理にさせてもいいことなんてない。なるようにしかならないと腹をくくるしかない。そういう状況を悲観的にとらえず、どのようにしたら我が子のためになるか前向きに考えること。苦しんでる子に共感することから始める。失った自信を回復できるように、褒め言葉であふれるようは家庭環境を作ってあげることが大切。


自分に自信を持てる子になるかどうか、それが一番大事。

現代の日本は教育、衛生など子育てで足りないものはない。環境要因で何か上乗せしないと後悔するといえるものはない。より良いものを用意しなくてはと慌てなくても、子どもとの生活をごく普通に楽しんでいれば生まれつき持っている可能性を阻害することはない。

やりたいことを、やらせておけばいい。

何かを変えられるとすれば、自分に自信を持つ子になるかとうかということ。自己肯定感を持てるかどうか、そこには親の力、環境の力が関わってくる。


小学校受験、食生活も無理は禁物。 

特殊な食事を工夫しなくても、楽しい食事であれば、子どもたちはすくすく育つ。特殊な早期教育しなくても子どもたちはのびのび育つ。子どもたちに与えられた育つ力の原動力が自己肯定感。 


持っている能力は必要なときに自然と発揮される。遅かれ早かれ必要なときにでくるようになる。

逆にいうと、できないこと、嫌いなことはできなくていい。そんなことで自信を失わなくていい。

だからこそ、親として子どものできること、得意なことを、探してあげることが大切。子どもには必ず天賦の才能があるはず。最初のうちが1番おもしろいので、その辺でやめてしまっても悪くない。上級になるほど困難。小さいうちから挫折感を味わわせず、上手いね!私ってすごいという気持ちを持たせることが大切。子どものうちに成功体験を積んだ人間は強い。自分大好きは子どもたちにとって大きな力。


コミュニケーション能力

コミュニケーションの仕方には個性がある。コミュニケーションの方法が、似ているとだいたい仲良しになるもの。

コミュニケーション能力を身につけさせたいのであれば、気の合う人、話をわかってくれる人と一緒に楽しい時間を過ごすことは有効な方法。

まずは家庭での気心の知れたもの同士のやり取り、心の通ったコミュニケーションを通じて子どもの能力を育んでいけばいい。


才能とは遺伝子が描くメインのシナリオ、つまり成長や発達の進み方とは少し外れた、シナリオの余白のようなイメージ。隠れた能力こそ才能。


生まれつき目の見えない方が音楽に秀でるなど、通常の発達で獲得されるべき機能の欠如、あるいはシナリオに空いた穴が、思わぬ才能が開花できるように余白を大きくしていたと考えることができる。

そしてその余白は子ども自身のために用意されているもの、親ではなく、子ども自身が自分の意思で決めるべきこと。やりたいと言ったことはやらせてみて、失敗してもまた次のことに挑戦させればいい。


言語能力について。言語発達は聞いて理解し考える、と、言葉に出すが、ある。頭の良し悪しではない。

会話を、楽しむ。


子どもの興味を育てるために親がしてあげられること

自分で見つけたと思い込めること。

おやが好きなものは子どもも好きになる可能性が高い。押し付けてはダメ。夢中になっている様子があれば放っておく

興味が長続きしなくても飽きっぽい、目移りすると否定するのはお門違い。

夢中になるものはある意味ひとめぼれ。


日常生活の中にたくさん興味の種がある。それに気づき楽しむ感性がなければ、人生は味気ない。仕事、子育て、家事、当たり前の日々を楽しめる人は幸せ。一見たいくつな日常に興味、遊びの種を見出す力を持った子どもはそれだけで日々の生活を楽しめる。遊びを通じてそういう力を育むことは大切。

誰とどう遊ぶかも子どもたちが決めるべきこと


現代の育児の問題点は、インターネットをはじめとして、正しい子育て法が世の中にあふれていること。正しいからといってやらなければならないわけではない。全部取り入れることはむり。失敗しない子育てが気になってしまい、自分のしていることに自身が持てなくなってしまう。

ネット上の正しい育児と自分のを比べると絶対に負けてしまう。負け続ける育児になる。

他人の情報に振り回されて子育てを楽しむことを忘れたらもったいない

まずは自分の子どもを信じ、我が子を思う自分の気持ちを信じ、何をすべきか、何をしてあげたいのか、感じるままに子どもとの時間を過ごせば、それが最高の子育て。

子どもたちが遊びに夢中になるように、親も育児に夢中になっていれば、それで十分、それが1番。


なにをしつけるか、親の価値観を反映する。しつけは一生続くもの、小さい頃ピンとこなくても、繰り返し言われたことは大人になって、だんだん世の中のことがわかってきた時に役に立つ


リテラシーとは、与えられた情報から必要ないものを選んで活用する能力のこと。リテラシーをいかに高められるか。ヘルスリテラシーだと、健康に関する情報の中から自分に必要なものを選んで健康づくりに生かす能力。つまり自分の健康のことを自分で決める能力。

自分で選択することが、達成感、幸福感の大前提。

自分で判断するのが苦手なこは練習を積む必要がある。親が選択肢を示して決定権を子どもに。91敗くらいになるように。


考える力を育む。子どもが環境から刺激を受ける力はすさまじい。自然に任せればいい。ごく普通の日常体験に任せるしかない。予期せぬ体験は特別な体験より、日常生活の中にあるはず

感情と連動した体験が積み上げられていくと、言葉が持つ意味を深く理解したり、立体的に捉えられたりする。そうなると想像力がどんどん育まれる。本を読んでその内容を真に楽しめるようになる。旅の話とか偉人の伝記とか楽しめるようになるのは実体験を積み重ねたからこそわかること

実体験を積んで喜怒哀楽さまざまな感情を知れば、物事を深く考え、他人の感情を感じとったりすることもできるようになり、結果として想像力が大きく育まれるようになる


リテラシー

自分で集めた複数の情報を評価し、判断して、その中からひとつを選ぶ力

子どもに選択肢を与えて、自分で選ぶ習慣を身に付けさせる。

考えて決めたことが受け入れられるという体験は、考える力のみならず意思決定力や自己肯定感も育む。

遊びや食卓はいつでも最高の教育の場。

デジタル化社会だからこそ、豊かな実体験に裏付けされた、感情豊かで、深い思考ができる人こそが幸せになれる。それは親が教えるまでもなく子ども自身が何気ない日常の中で自ら育んでいくべき力。


しあわせに生きるために必要な三つの力 共感力、意思決定力、自己肯定感

共感力 誰かのことを自分のことのように喜んだり悲しんだりすることができるチカラ スポーツもいい 共感されると心地よい

意思決定力 自分の意思を持ち、それを明らかにするということ、自分て決めるチカラ 人生は選択の連続。親のスタンスとしてはまず子どもの意見を通すこと。結果失敗しても強く責めない

自己肯定感 今の自分はこれでいいと感じること まずは親自身が自己肯定感を強く持つこと 生まれつきみんなが自己肯定感を備えているが、育児環境によって高まったり低くなったりする この子を産んでよかったと思うだけでいい。お母さんの高い自己肯定感はそのまま子どもの自己肯定感を守り育てる

すごいね、よくできたね、やればできる、自分のことが大好きと思える。褒め言葉に満ちた日常は、共感力、意思決定力も育む。


お母さんお父さんは自信を持って子どもと向き合えばいい。それがこの本で一番伝えたいこと

小さいうちにしつけないとと焦る。小さいうちに結果を出さなくていい、しつけはずっと長いスパンでじわっと効いてくる。こんな大人になってほしいという強く温かい思いはいつか必ず伝わる