先程、こんな本を読み終えました下矢印

 

 

前に読んだ、福島原発の話がとてもよかったので、

同じ作者さんのを読んでみました。

こちらも、kindle unlimitedで、無料で読めますにやり

 

内容は、神風特攻隊員の話なので、

ブログに取り上げてみたものの、何と感想を言ってよいものかショック

戦争の話って、感動と悲しいのと、すごいなと思うのと、いろんな感情がごっちゃになって、

言葉にするのが難しいですよねプンプン

絶対に起きては欲しくないですが、

心動かされるものがあるのも、事実。

 

この本の主人公は、”松藤大治”という実在の青年です。

アメリカでの、日系2世。

アメリカで幼少期育ちながら、日本の難関大学に合格し、

一人日本へ残ることを決意します。

そんな中で、戦争が勃発。

両親、兄弟とは離れ離れです。

 

福島の話はとても読みやすかったのですが、

この本はなんとなく、筆者の書き方がくどくて、

苦手かもしれません。

と、これは書き方のことで、特攻で亡くなってしまった方々を

批判しているわけではありませんので!

 

本の中で心に残っているのが、

この時代の若者の書く文章やら、俳句やら、

今の人たちとは、レベルが違う。

とは、巻末の解説にあった言葉でもありますが、本当にそう思います。

いや、文章書くの苦手な私が言うのも、おこがましいんですけれどねショック

 

この、松藤大治さんという方は、小説を書いていたそうで、

その小説の登場人物というのが、自分とリアルの友人たちでした。

そこからも、本人がどう思っていたのか、

のちの世の人にも推察できるものが残っているようです。

 

そういえば、もう一つ心に残っているエピソード。

松藤さんは、剣道の有段者だったようで、ある時期スランプに落ちてしまい、

何をしても抜けることができない。

小説の主人公に、自分のこの時の思いを残しています。

普段弱音を吐かない主人公が、悩みを友達に話すシーンが、どうやらあるようです。

その友達の返事はというと、

”悩んでいるのは、真剣に精神を打ち込んでいる証拠。悩みこそ誇りにすべき”

こういう時、こうやって励ましてくれる友達がいるって、幸せだし、

勇気づけられるだろうなって、思います。

悩みすぎてるときって、見えないんですよね・・・!

それも、自分で言うんじゃなくて、他者が認めてくれるって、

やっぱり大きいですよね。

私の悩みが彼ほど深かったことはないと思いますが、

私はちっちゃい壁ができると、逃げ回ってばかりなような・・・・反省。。。

 

 

戦争には関係ないですが、

楠木正成の家紋が菊水と書いていて、へーそうだったんだ!

と、思わず食いついてしまった。

メモメモ鉛筆にやり

菊水は、菊慈童の少し悲しい物語のモチーフと、着物の柄の解説で読んだのですが、

天皇家の菊はともかく、

菊水をあえて下賜したのは、この物語と関係あったのでしょうか??

いや、関係あったら、受け取り方によっては縁起が悪いような・・・?

検索しても、出てきません。

もやもや真顔もやもや