ブザンソンにあった、ガロ・ローマ時代の遺跡”Porte Noire”黒門を、

調べてみましたニコニコ

 

 

 

 
 
 
 
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やっと、Vaubanの砦を出ました(笑) 砦のある丘の下、町にくだる道にある、"Porte Noire"黒門と呼ばれる、凱旋門です。高さは、16.56m。ローマ時代に、皇帝 Marc Aurèle マルクス・アウレリウス・アントニヌスが、パルティアとの戦いの勝利を記念して、西暦175年に造りました。 彫刻は、ローマ神話や、ローマ軍 対 蛮族の場面が、描かれています。この皇帝は、5賢帝の一人とされ、ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌスに並び良く国を治めたようです。pax romana パクス・ロマーナ最後の時期にあたります。 #besancon #franchecomte #portenoire #france #galloromain #ブザンソン #フランシュコンテ #フランス #史跡 #ガロローマ #フランス観光 #歴史好き #西洋史

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インスタの投稿に書きませんでしたが、

使われている石は、”pierre de Vergenne”というそうです。

一体それが何なのか、調べたけれどわからず、

とりあえず、お隣の県のHaute Saone とかで取れる石みたいです。

彫刻しやすいけれど風化しやすく、そのため残念なことに、

だいぶこの門も傷んでいる様子。

 

凱旋門は、ナポレオンが作ったシャンゼリゼのものが有名ですが、

風習自体はローマ帝国時代に始まったものです。

なので、あちこちにわりとたくさん残ってますニコ

 

高校生の頃やった世界史が、懐かしい。

5賢帝は、日本語、ドイツ語と何か国かウィキペディアにページがあるのですが、

なぜかフランス語ページがありません。

なんでだろう。

 

マルクス・アウレリウス・アンドニヌスは、ストア哲学に長けていた、とあります。

ストア哲学!初めて聞いた・・・ヒヨコ

ヘレニズム哲学のストア派とありましたが、何のことやら。

哲学は難しそうなので、とりあえず放っておこう。

 

黒門の彫刻には、Sarmates サルマタイという、イラン系遊牧民も描かれているそうです。

ヨーロッパとアジアを分けるようにある、ウラル山脈から黒海あたりにいた民族です。

 

 

鱗状の鎧を着て、特徴的な外見をしているので、もし風化せず残っていたら、

よくわかったかも下矢印

 

 

今、アーサー王の雑誌を、

フランス語の勉強のために読んでいるのですが(違うの始めればよかった!)

そこにもこのサルマタイが出てきます。

なんと、ブリテン島にまで、ローマ軍とともに行ったみたい!

遠いところまで、すごいですねー。

 

 

あと、どうでもいいことですが、”黒門”って、Tolkienの指輪物語にもあったなとか。

ファンタジー好きなのですが、しばらく読んでません。

あ、だからアーサー王選んでしまったのかも王冠1

 

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