知り合いからこんなものが…

期限まであと二日!

これは何としても行かねば~~

どこにするかと、参加の銭湯を見ると
あったではないか!

太宰ゆかりの湯!

彼を知る人にとっては周知のことであろう、太宰とこの地との関係

井伏鱒二を仲介にこの地の婦人を妻にしたこと

というわけで、界隈にはゆかりのものがここかしこにあるというわけだ

で、一番風呂に!

  

 

ちと、早すぎた…開店10時

こんなものを眺めながら

しばし待つ

 

  昭和元年創業

きっと、太宰も見たであろう看板

 

   

こちらも変わらぬ佇まいの様だ

 

 こちらに…

 

「ほんとは撮影はお断りしてるんですけど、だあれもまだいないので

 どうぞ~~」番台の女将が声かけてくれる

ならば…と・・・

 

 

 

 

 

 

レトロ感満載の看板が並ぶ

今はない代物も多いが、実は自分には見覚えがあるものも多く…

 

 

 

 

風呂はモザイクタイルが美しい昔ながらの雰囲気

カランからも温泉が~~

 

 ケロリン現役~~

 

 体重計現役~~

 

 

 

 

 ゆかりの記事も並ぶ

 

 

さてさて、、、入るとしよう

 

~~~~~~~源泉かけ流し

~~~~~~~久々にサウナにも

 

 

いい湯だったなあ~~~体中が弛緩する

太宰も通うわけだ…

 

 

上がりにはこれだ!

 

白か、茶色か、クリーム色か、、、

 

悩みつつ他では飲めないだろうクリーム色に

  パ、パ、パイン!

 

こんなのあったんだねえ

昔はフルーツミックス牛乳だったような

ひたすら甘かった記憶がある

「こちらの方が、さっぱりするんですよねえ~~」と

女将お勧め

流石に腰に手を当てては飲まないが(笑)

懐かしいほんわかした甘さがのどを通る

 

「もう、扱ってないんですよねえ~~」と女将

しばらく、女将とふろ上がりの地元話に花が咲く

 

40数年ぶりに故郷に戻り

無くなっているものばかりが気に病む

そのままの風景に出会うのは、

やはりこの上なく嬉しいものだ

 

とはいえ

街は変わる、人も変わる

 

変わらぬものは、文化の縁

守らねばならぬ、文化の縁

 

それが生きた人の証

 

さてと、、、おつぎはどこにしましょか?

太宰さん