2022・3・17~赤坂へ~
前日の地震による名残が、ステージワンにも…
ペットボトルはなぎ倒され、ガラスのコップも落下破損が2個ばかりあった
ママさんは、「あら~~やっぱり、安物がわれちゃったのかな~」と
バックメンバーたちは、気になったのか、
「ウイスキーボトルは大丈夫だった?」なあんて・・・
そちらは、被害はなかったようだ
とはいえ、宮城・福島は、あの日を彷彿させるような揺れに見舞われ
亡くなった方もおられる、負傷された方もおられる
胸が痛む
災害に慣れ、ということはない
改めて、あの日を思い、日頃の備えを心にとめた
あら!!
淳さん登場!
音響の達人、佐藤淳さん
彼と会うのは何年ぶりだろうか、、
2012年MZMコンサートではこの人がいなければ成しえなかった
場所選びから、照明から、当日のPAや舞台監督やら
ほぼすべてのことは、彼が担ってくれていた
感謝してもしてもしきれない人だ
MZMCDができた時に、一番最初に届けたのも淳さんだった
淳さんは、この内容や、音についても、心からの賞賛をしてくれた
“実はもう、カントリーはやめてもいいかなって、思ってていたんだ、
でもこのCDで僕は改めてカントリーに向かえることが出来た、
こんなCDを作ってくれてありがとう”
と・・・私は涙が出るほど嬉しかった、音の専門家に届いたことが何よりもうれしかった
彼以上の賞賛の言葉は未だにない
この言葉に支えられて、私のMZMへの想いが途切れずに続けることが出来ている
私にとっては、大恩人
・・・・・・・じっと見守る淳さんの眼の先には
あら・・・
マイクダンのヘッドマイク!?
ひたすら、耳を研ぎ澄ませる
準備万端
1年半ぶりの「森下昇&フレンズ」
様子伺いながらの1セット目・・・45年以上も共に生きてきた4人
とはいえ、1年半ぶりというのはお互いに探りを入れつつ始まった
これもまた楽し~~
待ち焦がれたお客様が押し寄せた
森下さんは、客席を丁寧に回りながら、マスク越しに談笑
マスターも、この日は少しオーディエンスの一人となって寛ぐ時間も・・・
淳さんは席に着くことなく様々に気配りしながら
40年来の仲間の音を見守る
3セット目、淳さんは「やっと、バンドの音になってきた」と笑顔がほころぶ
ほぼ満席のお客様は
曲ごとに惜しみない拍手を送る
アンコールの声にこたえて、2曲を披露して幕を閉じた
森下さんは「月に一度、ライヴをがんばっていきますので、
お時間のある方は是非きてください。お時間のない方は時間をつくってきてください!
よろしくお願いします」と力強くMC
笑顔・笑顔があふれた赤坂の一夜となった
常連だったお客様からは
「森下さんが嬉しそうに歌ってるのがいいよね~こっちも嬉しくなる」との声が聞こえた
淳さんの手腕による音作りは、往年の銀座ナッシュビルで聴いた音を彷彿させた
あたたかな、カントリーらしい心地よさがステージワンに回っていた
改めて、音響の大事さを思い知った一夜となった
翌日自分の運転で軽井沢に戻られた森下さん
大丈夫だろうかと心配していたら
こんな写真が届いた
“安中あたりから、霙になってねえ、軽井沢はボタン雪だ~15センチかなあ”
“雪かきで腰を痛めないようにしてくださいね~ぼちぼちやってね~”
“すぐにはやらないよ~雪解けを待つ!”
「雪解け」のラインの文字が、なんだか美しく輝いた気がした
次回
「森下昇&フレンズ」 赤坂ステージワン
4・13(水)18:00スタート
こうご期待!!