こちらはテーガンゼーの近郊のWaakirchenーMariensteinにある Margarethenhofというゴルフ場です。
こちらのゴルフ場、数年前までドイツ銀行が所有してましたが、今はHon Golf
というクラブになってます。
建物内には成績表が張り出されていたりしますが、私 ゴルフに関しては何もわかりません。
ホテルも隣接してます。
こちら
こちらのレストランで コンペやパーティなど音楽のリクエストがある時、お食事時のBGMとしてピアノ演奏をさせて頂いてます。
ドイツのパーティは、結婚式、誕生日会、親睦会など 夕方から行なう場合は 少なくても夜中の12時迄では続きます。
今回のディナーコースもデザートあわせて9品書いてありました。
70名のお客様のほとんどはミュンヘンから車でいらしてますが、お食事時の食前酒、ビール、各種のワイン、食後酒なをどのように調整しているのか不思議です。(皆さん沢山飲まれているようにみえるのですが・・)
宴が長いという事は 食事時の歓談の演奏も4時間以上は続きます。
演奏は、その会の雰囲気に合わせるのが理想ですが、実際には各ピアニストの得意なレパートリーや演奏スタイルがあり、私はこういったパーティの場所では なるべくスタンダードの映画音楽等を弾いてます。
実際に何曲弾いているのかは数えた事ありませんが、1曲が2分とすると、1時間30曲、4時間では120曲、勿論 休憩も取りますが、ピアノソロでずっと弾き続けるのは、かなりの長丁場であります。
(ちなみにクラシックのピアノリサイタルはを休憩挟んで 全体あわせて約90分~100分前後の演奏時間です)
またこういう形で弾く時には、コンサートと違って 演奏のみに集中するのではなく、私の演奏でどのように心地良い時間や空間を作れるか いつも音楽を全体の1部として考えています。
例えば、会場の雰囲気に合っているか、音量がうるさくないか、お客様の視線にお応えしているかなど視覚的な面なども考えて弾いてます。
そうすると やはり譜面を見て弾くより、暗譜している曲のが 周りを察し易いので 選曲もなるべく覚えているもの弾く事になります。
こちらでは、皆様 歓談やお食事中でも 時々 曲の合間に拍手して下さったり、従業員の方まで 途中や終わってから ピアノ演奏があってよった!と声をかけて下さる方が必ずいらして 本当に嬉しいものです。
少しでも皆様が生演奏っていいなぁと思って下さるといいのですが・。
ハードではありますが、こうしてお客様に演奏を聴いて頂けるのは貴重です。
日本に居る頃からしておりましたが、こちらでもさせて頂けて しかも不景気でこういう仕事自体が少ないのに
私などに演奏を依頼して下さって大変有り難いです。
なかなかこういう仕事について記録する機会がないので、容姿が悪く失礼ですが 1度載せさせて下さい。
これからも頑張ります。