先日、人気の中国人ピアニスト”ランラン”とマリス・ヤンソンス指揮のBR(バイエルン交響楽団)のミュンヘン公演がありました。
ランランは5歳で最初のリサイタルを行い、13歳で仙台で行なわれた国際青少年チャイコフスキーコンクールに優勝、17歳でアンドレ・ワッツの代役として「世紀のガラコンサート」に出演して成功を収め 一躍有名になりました。
子供達の音楽教育にも力を入れていて、「ランラン国際音楽財団」を設立し、ユニセフ親善大使としても活躍してます。
いつもパワフルな演奏が魅力の彼は ドイツ国内でも引っ張りだこです。
中国は大変なピアノブームです。
ランランに憧れて 中国の多くの子供達が熱心にピアノを習っています。
知名度ではショパンコンクールで優勝したユンディ・リ がいますが、更にもっと若い年代のピアニストが続出しています。
例えば、今すぐに弾けるレパートリーは200曲はあるという12歳の牛牛 (ニュウ・ニュウ 面白い名前ですね、丑年に生まれたのでそう芸名をつけたそうです。)、
アメリカで活躍している10代のGeorgie Li
1度聴いた曲をすぐピアノで再現できるといわれる「5歳の天才児モーツアルト」という異名を持つ盲目児の芸恩ちゃんなど 天才的な才能を持ち合わせた子供ピアニスト達がプロとして演奏活動をしています。
私は個人的にすごいと思うのは Yuja Wang です。超高速のパワーでピアノを弾きます。
毎年開かれているフランクフルトのピアノのメッセの規模は 大幅に減少していますが、上海のピアノメッセは 不景気も何処吹く風 多くの新しい中国ピアノメーカーの楽器も展示され 大盛況のようです。
このように 今や ピアノ教育、ピアノマーケットの発展の中心は 本場ヨーロッパやロシア、アメリカではなく 又 日本でもないのです。
ピアノにかける情熱は 今の中国に敵いません。
今回のランランの演奏はプロコフィエフのピアノコンチェルト3番。
活気溢れた演奏に観客は湧きました。
公演の1日目は丁度、マリス・ヤンソンス氏のお誕生日で コンチェルトを演奏後、オーケストラ団員と共に ハッピバースデーを弾いて観客と一緒に祝福しました。
マリス・ヤンソンスとBRの組み合わせのコンサートが聴けるミュンヘン市民は幸せです。
演奏終了後もファンへサインを。
まだ27歳のランラン、これからの活躍も楽しみです。
