1つ前の記事で、息子の学年の中国人の女の子の家に行った話を書きました。
実は、以前この英語が話せない中国人ママWさんと、通訳のQさんを通しての会話で息子さんが日本語を独学していると聞いたことがありました。
その時に、私も
息子さんすごいですね!
うちの娘も9月から中国語を学校で習い始めたの!
と伝えたことがありました。
そのことを覚えてくれていたらしく。
先日、通訳のQさんから私に連絡がありました。
Wさんが、子供達の休み中にLanguage exchangeをしませんかと言ってます。
ちるりんさんがもし良ければ、息子のPくんに日本語を指導してもらえませんか?
Wさんが娘さんに中国語の指導をすると言ってます。
というような内容。
私自身、日本語を外国人に正式に教えた経験がなく、いざ「てにをは」や文法を聞かれると、どう教えて良いのか不安はあったけれど、面白い経験になるなとも思いました。
娘の中国語上達の為にもなるかなとも思ったし、何よりも、こういうことをきっかけに他の国の方と仲良くなるのは結構好きなので、
カジュアルな感じで是非!
と返事をしました。
それで先週、Wさんの豪邸に行くことになったのです。
Pくんは今Year10で、寮がある高校に行ってますが、ハーフタームホリデーで帰宅中でした。以前はうちの子たちと同じ小学校だったので在学中に見かけてはいるんだと思いますが、まともに会って喋ったのは今回がもちろん初めて。
15歳でティーン真っ盛りだから、こんなLanguage exchangeなんて本当にやりたがるのかな、、、、お母さんのいいなりかな、、、なんてちょっと心配でした(苦笑)
でも、とってもいい子でした!
さすがに最初はちょっと照れてるようでしたが、礼儀正しくすごくいい子。
そして、日本語初心者と聞いてたけれど、平仮名は独学でマスターしてたし、簡単な日本語文もかけてたし、単語も色々知ってました。
このハーフタームホリデー明けたら、学校で日本語を習い始めるそうで、その予習の為に私に教えてもらいたかったみたい。
熱心なのに感心しました。
うちの娘、予習とかあんまり興味ないんで、、、、
日本語のテキストを持っていたわけではないので、どうやって教えていこうか行く前から悩んでいたのですが、Pくんが自分でタイピングしたという日本語をiPadで見せてくれて、それを添削していく形で、直しながら「てにをは かがもとへetc」の使い方を説明したり、動詞や形容詞をいくつか説明しました。
念の為に息子が日本語学校で使っていた教科書を持っていき、例文を見せたりそれがなに気に役に立ちました。
Pくんがタイピングした文章読んでて、笑っちゃいけないけれど笑えたのが
「 これは俺のりんご、これも俺のバナナ 」
とか
「 おまえはご飯を食べますか 」
って。。
さすがにPくんの前で笑いませんでしたが、
俺って使い方もあるけれど、こうこうこんな理由があるから、状況からして僕の方がいいかもね
おまえっていうのも、基本的には使わなくって、あなたとか名前を言った方が丁寧なのよね、、、
ってのは説明しました。
私が説明したことはPくんは手書きではなく、iPadに打ち込んでいましたが、問題なく平仮名をタイピング出来ていたので、すごく感心しました。既にそんなレベル!
私とPくんの会話は基本英語でしたが、Pくんは中国語もわかるので(イギリスが長いから書きは苦手とは言ってたけれど)タイピングして漢字変換してどの漢字かな?って私に確認していましたが、漢字に変換すると
おお!この意味中国語と一緒だ!わかるわ!!
って感動してる場面がいくつかありました。
私も娘の中国語の宿題見てる時、
おお!この漢字読めないけれど意味わかるわ!日本語と一緒だ!
ってなることがよくあるので、そのPくんの感動のツボに共感でき面白かったです。
娘の方もWさんが張り切って、娘の発音を直してくれているようで、娘の携帯に発音録音してくれてたりもしてました。ただ、Wさんが娘に英語で説明できないし、娘の中国語もそんなレベルではないので、Qさん交えて通訳兼ねてレッスンしてもらってました。
大人が忙しく、、、、、
うちの息子と、Wさんの娘ちゃんは暇すぎそうでちょっとかわいそうでした(笑) 息子とWさんの娘ちゃんは去年同じクラスだったんだし、暇なら一緒に遊べば良かったのに、学校外で会うと恥ずかしいのか、お互いずっと無言。。
でも卓球台がある部屋に案内してもらってからは、やっと打ち解けて遊んでました
ちなみにPくんは呪術廻戦が好きなんだって。
私は全く見たことないアニメなので内容もどんな系かも知らないけれど、辛うじてこのタイトルの読み方を耳にしたことあったので、なんのことかすぐにわかりました。
だから 俺 とか おまえ なのかな?