9歳の息子は1/2サイズのバイオリンを暫く使っていたのですが今年に入ってから、バイオリンのM先生に、
そろそろサイズアップしてもいいかもね
と言われました。
次は3/4です。
M先生とはもう1年近くズームレッスンで直接お会いしてない事になるし、私は逆に息子と毎日会っていてそんな成長も気づきませんでした。
確かにスクロール(バイオリンの先っぽの渦巻き部分)がもう余裕で持てて余るくらいでした。数ヶ月前にそろそろかな、、って思った時は全然だったのに、いつの間に!
バイオリンのサイズはこんな感じで測ります。
(画像はお借りしてます)
当たり前ですが、小さすぎても大きすぎても弾きにくいんですよね。。
でも、大人でも子供でも同じ鍵盤サイズのピアノと違って、自分の体に合わせてサイズを細かく変えられるバイオリンはピアノよりある意味弾きやすいのかも?
バイオリンの入手法は色々あるし、近所に楽器屋さんもあるけれど、我が家はバイオリンの先生からも勧められている、とあるバイオリン専門店からできるだけ買うようにしています。
オーナーのLさんはすごく親切なおじさんで、M先生も娘が以前習っていた先生も、Lさんのお店を利用していて、すごくお勧めと言われていたので。
娘が1/8サイズを買う時からそのお店にお世話になり、その後1/4にした時に1/8を買い取ってくれ、ただその後1/2の時、M先生から娘がもっといいバイオリンを使えるようにと、質の良い楽器をかなり低価格で貸してくれる、とある慈善団体を紹介して下さりそちらを利用。
この慈善団体は一般的に楽器屋さんから楽器をレンタルするのとは違い、バイオリンの先生から紹介状を書いてもらったり自宅から車で2時間かかるその場所に取りに行ったりなど、一手間あるものの、気軽に買えない値段の楽器を格安で貸してくれます。
本当は息子もこれを今回利用したかったのですが、コロナ禍で難しそうだったのでLさんから購入することに。
購入して出費はあっても、またちゃんと売れるのがバイオリンのいいところ!
一昨年娘がフルサイズのバイオリンをその慈善団体から借りた際、M先生からバイオリンの弓だけは別途買った方がいいかもと勧められ、Lさんにまたお世話になりました。
Lさんは、太っ腹というか、かなり親切な方なんですが、その時も1本数万円もする弓を8本くらい我が家に持ってきて下さり、この中から選んでね、って全部うちに置いていってくれました。
その間、全く支払い義務ありませんでした
よく私たちを信用してくれたな、、、て思いました
扱いにはいつも以上にドキドキしました
それ以降、Lさんとは連絡をとっていませんでしたが、この度息子の3/4サイズのバイオリンが必要になり、やっぱりLさんのところから買うのが一番信用できるし!と思い、Lさんに連絡を取りました。
Lさん、メールの返事がすぐある時と、ない時の差が激しすぎるので時間かかったのですが、やっと決まって数日前、我が家に持って来て下さいました。
今回もお試しに、ということでまだ支払いしてません。
気に入らなかったら別のものと変えてくれるらしいです。
すごい太っ腹だな。。
1880年ごろフランスのJ.T.L.社(Jerome Thibouville Lamy - ジェローム・チボヴィーユ・ラミー)のMirecourt(ミルクール)工房で作られたバイオリンです。
モデルはMedio Fino。
弓もセットでついてきましたが、弓は娘に買った3/4サイズが家にあったのでそれを使うことになりました。
バイオリンはサイズが大きくなる度に、音色が綺麗!!って思います。
息子にはくれぐれも扱いに気をつけてほしいです