前の2つの記事の続きです。
息子の通う小学校の先週のテーマが「日本」で、日本に関わることを授業でやったり、日本について調べる機会がありました。
以前、公立の小学校に通っていた時も、幼稚園の時も色んな国について学ぶ機会がありました。特にそのテーマになった国出身の親がいる場合、速攻で親に連絡があり、何か学校でやってくれませんか、と先生から頼まれることが多かったです。
私も何度か折り紙を教えたり、簡単なお寿司を作って持っていく機会がありました。
日本関連のボランティアにも登録していて、他校にも折り紙や日本語の数の数え方を教えに行ったり、着物を着せに行くこともしています。
(コロナ禍でずっと中止ですが)
今回、息子の小学校、急に「日本」がテーマになり、、、
「何か担任の先生から頼まれるかな?」
って覚悟してたけれど、全く連絡無し
私立って、親には学校からボランティア仕事、頼みにくいのかな、、、
なんて思ったりもしました。
公立なんてボランティアばっかりだったんで!
娘がYear4の時、折り紙を教えに行ったことはあったのですが(しかも同じ担任)、あの時は私自ら学年末にオファーしたのでした。
急に伝えられたテーマで、今週だけなのか、暫く続くのか、それさえもよくわからず。面倒だし、このままスルーしようかなと当初黙っていました、、、、
が、
せっかくの日本がテーマの機会、このまま終わってしまうのもなんだか淋しいし、間違った認識も結構されていることが気になるし、、、急に色々思い始め、、、、
(↑お節介ヤロー)
木曜日の夜、担任の先生にメールしてみました。
(普段、いつでもメールで担任に気軽に連絡が取れる便利なシステム)
日本をテーマにして下さりありがとうございます。
せっかくだから、日頃息子が仲良くしてもらっているお友達のためにも何か日本に関わることをしたいのですが、リモートなので限度があり、色々考えてるうちに金曜日になってしまいました。
もし、お時間があれば、日本の昔話を日本語であえて読み聞かせしたいのですがいかがでしょうか?
というような内容で、メールを何度もやり取りする時間もないと思ったので、こちらから提案してみました。
折り紙がイギリスでも人気なので、本当は折り紙を教えられたら良かったのですが、イギリスの小学生の折り紙レベルは、日本の幼稚園児以下の子が殆ど。
実際に手伝ってあげないと難しいんです。
まず、角と角を合わせられないレベルの人が多いこと、、、、
それに、折り紙が家にある子なんて、まず滅多にいない。。
コピー用紙や画用紙で代用するのは、硬くて、慣れてない子が折るのにはとても大変だと思います。その前に、ちゃんと正方形にカットして用意できるかなんてレベル高すぎ
なのでリモートでの折り紙は速攻却下。
金曜日の早朝、先生から早速お返事が来ました。
先生も本当は私に何か頼みたかったらしいけれど、先生側が何も案が浮かばずどうしようって思ってるうちに時間が過ぎてしまった、とのことでした。
どうやら、担任の先生も、なぜ急に日本がテーマになったか、わけがわからなかったそうで、地理の先生が急に、なぜか日本がテーマって言い出したんだそうです。
そんな事もあり、先生も急すぎて私にお願いしづらかったそうですが、私自ら名乗り出たことで、とても喜んで下さいました。
前夜にある程度決めておいたし、読み聞かせだったので、私も大した準備は必要ありませんでした。
お話的には「浦島太郎」のストーリーがちょっと不思議でいいかな、なんて思っていて、ちょうどネットで短くまとまった「浦島太郎」の日本語と英語が一緒になったものを見つけ、速攻決まり。
私が日本語で一行ずつ読み、息子に後に続いて、英訳文を読んでもらうことに。
息子も恥ずかしがらず、快く引き受けてくれてよかったです。
また、浦島太郎の絵本を持っていたので、絵本の絵を画面で見せながら、イメージも掴んでもらうことにしました。
結果、すごく大好評でした!
私がズームで読み聞かせをしてる間、生徒の音声はミュートになってるので、生徒の声は何も聞こえませんでしたが、みんなとても興味を持ってお話を聞いてくれたようでした。
人前にズームで出て、しかも話すのは正直緊張もあったけれど、息子のお友達や先生に喜んでいただけたことはとてもやり甲斐がありました。
今回、学校が日本をテーマにしてくれて、息子の友達が日本について興味を持ってくれたり、新たな事を知ってくれたことが嬉しかったし、私自身も日本って本当に素晴らしい文化がたくさんあって凄い国だわ!と改めて思えることになりました