先日は娘のバイオリングレード試験について書いたのですが、今回は息子の方のバイオリングレード試験について、暫しお付き合い頂ければ嬉しいです。
コロナのせいで通常の試験会場に行って試験官の前で審査してもらう試験ができなくなり、3月末予定だった娘のグレード試験は延期され、結局5月にビデオ審査になったことを少し前に書きました。
グレード試験は毎学期開催されるので1年に3回ほどチャンスがありますが、5月にビデオ審査をした子たちは、当初3月末〜4月初めの受験予定だった子たち対象でした。
その後、通常4月末に申し込みをして6月末〜7月末に受けるグレード試験もコロナのせいでできなくなり延期かと思っていましたが、その子たちにもグレード試験を受けられるチャンスが与えられることになりました。
そこで、バイオリンの先生からこの夏のグレード試験に息子もチャレンジしないかと提案をされました。
息子はグレード5を練習してきていました。
私自身、娘のグレード8のサポートで精神的にすごく疲れていたので、できれば、もう当分グレード試験は、しかもビデオ審撮影は避けたいと思っていました
でも、実はこの夏のグレード試験、かなりいいチャンスだったんです。
コロナ禍の試験なので、スケール、初見、オーラルテストはもう最初から免除という決まりになっていました
息子の場合、グレード5の課題曲はもう6曲ほど弾けていて、その中から3曲選ぶだけで良かったのです。
スケール(アルペジオ、クロマティック、ドミナントセブンなども含む)は一通りグレード5の範囲は練習して弾けていましたが、まだ全て暗譜ができていない段階でした。
息子は音を読んで弾いてるというよりも、指番号を見ながら弾いてるので、暗譜が難しいんですよね 息子が指番号に頼ってることは特に先生は何も言ってこなかったのですが、私が気になっていました。。。
そして息子は初見が苦手
音を読むというよりも指番号に頼ってしまってるからね。。
そして付点の音になると拍数の数え方を間違えるってレベル。。。練習曲は耳で覚えてるので練習してリズム覚えてできますが
オーラルは練習すればできるかもだけれど暫く練習してませんのでレベルが未知
課題曲だけに集中できる試験って、きっともう今後ないかもしれない。
課題曲だけでグレード5が通過できるのなら息子にとってはかなりラッキーかも
なんて思いました。(だから先生も勧めてくれたみたい)
先生曰く、もし今後コロナ禍で通常の試験がまだ暫くできないとしても、試験協会側 が、これからはスケールや初見などもオンラインでできるようにと準備をしているらしく、今後は通常通りの試験になるだろうってことでした。まあそうでしょうね。いつまでたっても大切なスケールとか初見など免除してたらよくないです
課題曲だけって少し大雑把な試験な感じもするし、ビデオ撮影がストレスで嫌なら、グレード5はとりあえず一通り練習した後試験は受けず、飛び級してグレード6の練習を開始して、何年後か(いつか)コロナが落ち着いた頃にグレード6を受けるという方法もありました。
でも実は息子はグレード4を既に飛び級してたんです。一通り課題曲も何曲かやり、スケールもできるようになったので先生が試験を受けずにグレード5に移りましょうと言ってくれたので。
去年の秋にはもうグレード5の練習を開始していました。
3月の試験でグレード5を受けようかという話も当初あったのですが、娘がグレード8を受ける事にもなっていて、母親の私の負担がすごく大変だろうということ、先生もよーくご存知だったようで
、息子の方は先延ばしでいいですと提案されました。
そんな事もあり、そろそろグレード5を受けておかないと息子も課題曲に飽きそうだったので、夏は息子にとって受けるべきタイミングではありました
息子のバイオリンのグレード試験、親として迷うところもあったけれど、受ける本人である息子はやりたいという事で即決定。
息子が選曲したのは
Character Study no.6 (Klaus Hertel)
Somewhere Over the Rainbow (Harold Arlen)
Survivor (Pam Wedgwood)
ということでまた7月末〜8月初めにかけて地獄を見ることに。。。
続きます。
正直、バイオリンを弾くようなキャラではない息子。。