前の2つの記事の続きになります。

辛い思いをしていたこと(その1)

辛い思いをしていたこと(その2)

 

 

 

音楽学校のオーディションがビデオ審査になり、家で娘のバイオリン演奏を撮影するのは想像していたよりも色んな苦労がありましたがなんとか提出終わりました。

 

ほっとしていたら、今度は、、、、

 

 

コロナのせいで延期になって一番ショックだったバイオリングレード試験についての連絡がありました。

 

グレード試験もビデオ審査をすることが決まったと。。。

 

 

 

 

正直「また撮影かよっ」って、もう精神的に参っていました。

私も娘も。

 

 

 

 

 

 

でも冷静に考えたら、このバイオリンの試験もさっさと終えてしまった方が良いのです。同じ曲をひたすら練習するって相当娘も辛いんです。

 

 

 

バイオリン試験のビデオ審査は3月ー4月の試験予定だったコロナのせいで受験できなくなってしまった人対象でしたので、特別扱いで下記4項目の中からどれかを選べるという条件でした。

 

*ビデオ審査希望者は3曲(課題曲)のみ提出。(スケールなどの技術テストや初見・聴音などは後日ロックダウン解除されてから行なわれる)

 

*又はロックダウン解除後に行われる試験に全て延期(もちろんいつになるかは未定)

 

*再度(来年などやりたくなった時にいつでも)申し込みのし直しができる資格をもらえる

 

*試験を諦めて返金

 

 

なので必ずしもビデオ審査をしなくてはならないわけではなく、この中から選べるということですごく良心的でした。試験準備で苦労していた子たちの事を想って提案してくれたようでとても親切だなと思いました。

 

そこで娘と話し合い、娘はビデオ撮影をまたやると言ってくれました。¥撮影は娘も私ももう懲り懲りではあったけれど、ずっと練習してきた3曲からいい加減にもう解放させてあげたかったので、娘も納得してくれて良かったです。

 

それに今回のビデオ審査であれば、とりあえず課題曲だけ提出すればいいので、3曲のみに集中できるということです。本来の試験なら課題曲以外にも練習をやることがいっぱいあったから、分散できるってすごくありがたいのです。

 

技術テストや初見などの試験はロックダウン解除後なのでいつになるかわからないし、それが全部終わるまで試験合格になるかわからないけれど、この課題曲3曲から解放されるだけでも非常にありがたい。

 

 

 

なので今はこの3曲をとりあえずまた3月のときのように必死に集中して猛練習中です。

 

でも娘のイライラが私にとってすごいストレス。。

私が悪者扱いされてるようで辛い。。。

 

ビデオ提出期限はまだ少し先ですが、とりあえずもう親子共々解放されたいので来週末くらいまでには撮影をする予定。

 

週1回オンラインレッスンを受けてますが、先生からもこれだったら大丈夫と言われているので、あと1回来週のレッスンで先生に最終確認してもらって、なんとか撮影して提出してしまいたいです。

 

 

 

ところでこの撮影にはまた大きな壁があって、それは3曲の課題曲を通しで撮影しなければならないこと。勿論編集一切禁止。

本来試験会場に行ったら、3曲ぶっ続けで弾くのは当たり前のことなんですが。。。

 

でもビデオって何度も撮影し直しできるからこその辛さが。

実際経験してみてすごくわかりました。。

娘もイライラしてどんどん演奏が悪くなります。。

 

ビデオは試験官も聞き直しができるしダメなところを見つけられそうで恐ろしい。。。

 

何度も撮り直しできる精神的余裕のある人には敵わない。。。

うちの娘にも私にもその何度も撮り直すことが精神的に不可能なので。。

 

 

 

とにかくぶっ通しでいかに良い演奏をするかにかかっていて、一曲目と二曲目がもし上手く行っても三曲目で大失敗したら、、、、、もう一度最初から撮影し直しってことです。。。死にそう。

 

 

しかも、3曲のうちの1曲、ピアノ伴奏に合わせるのがすごい難易度高い曲があります。

 

カデンツァといって途中、バイオリンだけが弾く部分が途中30秒ほどあります。本来ならそれに合わせてピアノがまた入るのに、録音されたピアノが娘の演奏に合わせてくれるわけがありません。娘が約30秒でその部分を弾ききらないといけないのですが、これ、タイミングが非常に難しい。

 

かなり練習してコツを掴んで、だいぶ合うようになったけれど、それでもたまにズレます。。。バイオリンが伴奏者に合わせるなんて、、、こんなグレード試験、いいのか。。

 

 

 

嗚呼。。。

娘にはそんな全てうまく行くことなんてできるようになるのか。試験会場で試験官の前で演奏するのと、家で親の前で撮影するのと、違う緊張感がでるらしく、一曲弾き通すだけでもこの前大変だったから三曲って、、、、私までものすごく緊張するんですけれど。。。。

 

とりあえず、今頑張ってる練習成果を今度こそ出せたら良いなと思います。。。

 

 

 

ロックダウンされてしまってから、最初は買い物に自由にいけないことや友達に会えないことはショックだったけれど、状況には色々と慣れてきました。買い物も友達とのお喋りもインターネットが助けてくれるし。

 

学校のオンライン授業のサポートも大変だけれど、でもこれも絶対にやらなくてはならないものではないし、手抜きもオッケーだし、子供にとってはメリットはたくさんあるから、なんとかやりこなしてます。

 

でも、コロナのせいで、バイオリンの予定が色々狂ってしまって、未だに練習に気が抜けないことが何よりも辛いです。

 

娘のイライラが私にも超ストレス。

 

私よりも演奏する本人である娘の方がもっと大変な思いをしてるはずなので仕方ないですが、練習に付き合う私が恨まれてるようで本当辛い。。。。

 

ここ1ヶ月以上、ビデオ撮影に母娘で相当ストレスを抱えてします。

 

バイオリンの練習の為に毎日が憂鬱です。。

 

親子の仲も悪くなるのが本当悲しい。。

 

だから早く撮影終えて解放されたい。。