息子の学校の授業でこんな事やってるシリーズです。(勝手にシリーズ化)
春休みが明けてオンライン授業が2週間分終わりましたが、今日は地理の授業について。
私が小学校の時は地理や歴史という名前の授業はなく「社会」という授業に地理っぽい内容、歴史っぽい内容があったのですが、今の日本の小学校はどうなんだろ。。。
息子の学校がこうなのかイギリス全体の学校がこうなのかは調べてないのでよくわからないのですが、息子の学校は地理はGeographyとして今のオンライン授業では週に2回50分x2日なのですが、通常学校に通ってる時の時間割を見たら35分授業x2回でした。 なんとオンライン授業の方が長いではないか!!!???
オンライン授業になってから長くなった理由は色々予想できますが、他の授業とのバランスや統一、クリエイティブな作業が多いためや、オンライン授業ではできない科目の埋め合わせなどではないかと思います。
息子の時間割表を真面目に見て、今更気付いたのですが、息子の学年は午前中の授業が1コマ40分ずつ4時間目まであり、午後は35分授業で更に4教科、なので日本流に言えば8時間目の授業まで週3日あります。水曜日は午後1時間20分理科の時間(7時間目まで)、木曜の午後は通常は他校とのスポーツの試合の日です。
さて、地理の授業なんですが、地理と言えども先週と今週の内容は私にとっては理科?生物?のような授業内容でした。自分の家の庭や身近な公園に来る野鳥、虫、などについて、学年の担当の先生が動画で話した後、
*外に出て、自然のもので、何が見えるか、どんな音が聞こえるの観察をする。
*家の庭に動物や鳥、虫などがよく来たり住み着いているところはないか?を探す。
*どういう工夫をしたら自分の庭にもっと生き物が来てくれるようになるか?を考える。
という課題でした。
息子は最初の質問の後一旦動画を止めて、庭に出て観察をして来ました。(ノートにメモさせました。その後パワポ)
2つ目の課題についてはあえず息子はうちの庭で虫や鳥を見た場所の写真を撮って来ました。
その写真をパワーポイントでまとめて、ここでクモを見たことあるとか、ダンゴムシがいたとか、ちょうちょとてんとう虫を見かけたとか書いてました。庭にある小さい池にも今ちょうどおたまじゃくしがいっぱいいるのでそれについても。
見事にジャングル化された我が家の庭。。。いつの間にか春になり雑草ボーボー。。。。(汗)
更に工夫については、先生が参考にするといいよと言っていた自然団体が作っているHPを見たら、鳥の餌の作り方や野鳥をおびき寄せる方法など子供向けに書いてあって、息子が鳥の餌を作りたいと言ったので、全ての材料があったわけではないけれど、あるもので作って見ました。
それがこの写真上2枚。。。。
ちょっと見た目が気持ち悪いですが。。。。
ナッツ、チーズ、ドライフルーツ、炊いたお米をラードと一緒に混ぜたものを、予めヒモをつけておいたまつぼっくりに塗って、ぶら下げてあります。塗り方がぐちゃぐちゃ(苦笑)
それと、家にある(ちょっと古めの)みかんとぶどうも置いてみました。
上記が春休み明けの1週目。
2週目であった先週は、今度は動物や虫達がやって来そうな庭のデザインをしましょうという課題でした。
絵を描くのが好きな息子はこれまだ大張り切り。
こんな庭になりました。
実際先生に提出したのはこれに、更に解説を付け加えたものです。
蜂や蝶がいっぱい来るようにここにたくさん花を植えるとか、鳥や野生動物(ウサギやリス)が住めるように木をいっぱい植えるとか、小鳥が休めるように鳥小屋、魚屋おたまじゃくしが住めるように噴水、野菜が育てられる家庭菜園スペースやグリーンハウス、虫が住めるように丸太、魚やカエルが住めるための池、芝生を痛めつけないように飛び石とか、楽しんでいました。
この庭を6000ポンドで売るんだとか。夢があっていいことだ。