安野光雅ワールド

安野光雅先生の絵本の良さ、うちの子達が漸く最近わかってきてくれたようです。

我が家にあるのはまず家庭保育園のセットの中にあったこちら。

あいうえおの本/福音館書店

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はじめてであうすうがくの絵本 (1)/福音館書店

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「あいうえおの本」は特に下の子が1歳台のころからすごく気に入ってるようで、何度も何度も読んで！と持ってきていました。なのでちょっとフラッシュのようにパラパラと読んであげる事が多かったです。

下の子はこれで「あいうえお」の文字を殆ど覚えたといっても過言ではありません。ある時から私が読むのではなく、ママはめくるだけで、本人が読むようになりました。まだまだ完璧ではありませんが、未だに好きな絵本の一つです。

この絵本は挿絵も工夫されていて、絵だけ見ていても楽しいです。

「はじめてあう……」の方はかなり前に上の子に読んだ事はあったのですが、あまり興味をもたなく最近まで殆ど出す事がなかったのですが。。。ついに漸くお気に入りになってきたようです。

というのも我が家には他にも以前買っておいたこの絵本があって、これも以前は食いつき悪かったし、文字が書かれてない分、私もどう読み進めていいかイマイチわからず殆ど手を付けてない状態で。。。
10人のゆかいなひっこし (美しい数学 (1))/童話屋

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でも先日、この絵本を使って私の方から強引にルピにクイズのように聞いてみました。
「こちらの家に今10人住んでいます。これから順番にお引っ越しをします。」
めくって
「今９人になりました。こっちの家には何人？」
というような質問内容。

でもルピは急に私が質問しはじめた内容の意味がわからないようで、、、「４人」とか適当に答えていて。。。

”10の合成” これ、そろばんでしっかりやってきた所。ルピに気付いて欲しかったんです。
「９のなかよしは？」なんて聞いたらすぐにわかったと思うのですが、それは自分で気付いてほしかった。

なので、左側の絵の中の子供達一人一人におはじきを置いて見せてみました。

「最初10人いたんだよね」
「そしてここでは9人になったんだよ」

というように。

そしたら、そこでやっと「新しい引っ越し先には今の時点で1人だけ住んでる」ってことがわかったようです。

その時になんでわかったの？ってルピに聞いたら「９のなかよしは、１だから」というように答えました。やっと気付いたようです。

そこからは、もう早かったです。そろばんで何度も繰り返しやってきた10の合成なので、どのページでもすぐ答えられるようになりました。

絵も子供達にとってはツボっていうようで、ゲラゲラわらっていました。小窓も工夫されていて面白いです。更に違った質問もできます。下の子はこの絵本を読んで欲しい時にいつも絵本とおはじきを一緒に私のところに持ってきます。でもまだそこまで数の概念は理解してませんけど。。

あと、この二冊も持っています。もしかしたらもう廃盤で売られていないかも。。。

イギリスに住む日本人の方から譲り受けた絵本の中に入っていて、これかなり嬉しかったです。

「これらの絵本を書いた人はみんな一緒の人なんだよ～」といって、安野先生の絵本を並べてみせて、初めて「じゃあこれよんで！」「これも読んで！」ってなふうになりました。もうちょっと早くこの絵本をちゃんと紹介してもよかったかもしれません。（私の工夫が足りなかった）

これは最初読んだ時、子供達の食いつきが凄いよかったです。