前回、私が憧れだったヴァイオリンをどうやって娘に始めてもらうかという事をつらつら書きました。
ルピがヴァイオリンを始める事は、ピアノを始める事よりもずっと難しそうでした。ピアノだったら既に我が家にあるし、私も習っていたから、例えばレッスン内容や進度に関しても私が理解しやすいし。一方ヴァイオリンは、私にとっても未知の世界だったから。。
ルピ自身、どちらがやりたそうかと尋ねれば、返ってくる解答も毎回違うし、あまりしつこく聞くのもよくなさそうだったし、他人に教えてもらうという事を理解してるのかも微妙で、あてにならない状況でしたので、これはもう私の洗脳しかないかな、、、という事も思いました。こうなったらヴァイオリンを弾けるようになったら、とても凄い!かっこいい!ママ嬉しい!ヴァイオリンはとても楽しい!という事をジワジワと摺り込み。
で、まずどこで習えるかという所から探す事、ピアノだったら受け入れてもらえるかは別として、先生も知ってる人でいたり、ある程度目処もついていました。
でもヴァイオリンは…
ある日、ふと地元にある楽器屋さんの事を思い出しました。よく車で前を通ってルピとも覗いたり、たまに寄る事もありました。そこで小さい子にピアノかヴァイオリンを教えてくれる人を知らないか尋ねてみる事に。
そしたらなんと「レッスンならどちらとも、ここの2階でやってますよ~」「ヴァイオリンもここで貸し出ししてますよ」
との事。
わーーお!!!! それは凄い!!! 知らなかった!!!
ルピの歳を聞かれたら案の定まだ小さいね、という反応だったのですが、でも、なんと!
「4歳の子が2人レッスンに来てるよ」
という情報も!!!
ルピが今度の1月で4歳になるのでその頃に是非レッスンを始めたいという事、今とても楽器に興味を持っている事など、パパとアピールしました。
それでは詳しくはレッスンの担当者又は先生から直接電話するので、電話番号書いていって下さいというように話が進みました。
で、その数日後、ルピをナーサリーにお迎え行った時なのですが、ヴァイオリンを持って歩いてる女の子を発見。え?あれ?と思って、咄嗟にその子のお母さんに話しかけてみました。今迄話した事も無かった方だったのですが。。もしかしたら、何かレッスンの情報を聞けるのかもしれないと思って。お宅のお子さん、ヴァイオリン習ってるのですか?って。
そしたら「そこの楽器屋さんあるでしょう、あそこで習ってるのよ」と。
おお、まさしくその数日前に問い合わせた所でした。そしてその楽器屋さんで「4歳の子が2人レッスンに来てる」と言われてたうちの1人が、まさにルピのナーサリーのそのお友達だったのです。これはすごい偶然というか運命的というか奇跡的。
ルピはその女の子と最近仲が良いらしく、その子の名前はよく出ていたので、ヴァイオリンを始めるに当たって、とってもいい刺激になるのでは!という期待大。
楽器屋さんから後日連絡すると言われていてその時まだ連絡が来てない時だったので、そのお母さんにも先生の事、レッスン料や時間や曜日の事なども教えてもらえて、もう本当に助かったのなんのって。
その子は9月生まれなので9月からレッスンを始めたのこと。ちょうど4歳になったばかりの頃なのでルピが始めようとしてるのも同時期という事。ルピだけ早過ぎるという事ではなかったので安心しました。
またその子のお母さんご自身もヴァイオリンは弾けないけれどピアノが弾けるという事、私と同じ状況なのも安心できました。
そんな事もあり、パパにはどうしてもやっぱりヴァイオリンをまず始めさせたいという事を熱く語って、説得しました。
パパはじゃあ取りあえずヴァイオリンで、もしルピが嫌になったらピアノに切り替えるか、、、と言ってましたが、なるべくヴァイオリンが続けられるように仕向けるのも私の仕事なのかもしれません。私がピアノが嫌なのではなく、これがダメならあれ、という逃げ道を簡単に作りたくないというか。。。
もちろん、不向きや好みもあると思うので、ルピがもうちょっと大きくなって、ルピの意思がはっきりした時にルピの言い分を受け入れたいと思います。 でも今は未だ4歳にもなっていなくて、親の私でもいまいち本当にルピがやりたい事がはっきりと読めない状況なので、ある程度親が誘導してあげるのは必要な事だと思っています。
という事で、年が明けたらヴァイオリンレッスンを始める事が、クリスマス前に決まりました。
ヴァイオリンはとりあえず最初はレンタルする事にして、サイズも測りにいきました。1/16のサイズからのスタートです。
めちゃめちゃちっちゃい!かわいいヴァイオリン!実際レンタルし始めるのはレッスンの時からにしたので、測りに行った時は家に持って帰って来れませんでしたが、とっても楽しみでした。
ルピはちょっと緊張してそうでしたが、そこからレッスン開始まで約3週間の間、今更急にヴァイオリンが嫌いにならないように、そしてレッスンに通う事を楽しみにさせるように仕向けるようにもまた努力しました。
続く。。。