楽天の黄金ルーキー田中将大投手(18)の故郷、
兵庫・伊丹市に地元後援会が発足することが21日、分かった。
12月の正式な立ち上げを目指し、すでに田中の実家サイドと
伊丹市の商工会議所関係者で基盤づくりの協議を開始。
7月に決定予定の発起人には
市内の関係団体も名を連ねることになり、
田中の右腕が“町おこし”にも一役買うことになる。
≪“町おこし”にも一役≫
田中に強力な援軍が誕生する。
生まれ育った伊丹市を挙げての“公認”後援会がそれだ。
立ち上げに向けて活動を始めた関係者は
「基盤づくりが始まった段階。
伊丹商工会議所と田中くんの親族とで話し合いを進めており、
12月に正式発足し、活動を開始しようと考えている」と明かした。
楽天入団直後、両親をはじめとする地元では、
プロでの実績がないことを理由に、
当面は後援会を設立しない意向を示していた。
だが、田中は開幕からチームで唯一、
ローテーションを守ってチームトップタイの4勝。
球宴ファン投票でもトップをキープするなど、
人気、実力両面で認められるようになったことで田中本人、
両親らも設立へ前向きになった。
後援会設立で大物ルーキーにはもう1つの役割も課される。
伊丹市は現在、伊丹空港があるものの、
市自体の産業や人の流れが停滞気味。
関係者によれば
「7月に発起人を立てる予定で、市の青年会議所、PTA連合、
社会福祉連絡会などの団体からと考えている。
地元の活性化につなげたい」。
田中が活性化への市のシンボル的存在となり
“町おこし”にもつなげようというものだ。
今年3月、北海道・苫小牧市に発足した私設後援会は
会員約500人が集まった。
今回は生まれ故郷の後援会だけに「人数は予測できない」と関係者。
混乱を避けるため、まずは
地元関係者を中心に会員を募っていく方針で今後、球団に趣旨を説明。
理解を求めていく。
「後援会の話は聞きました。
僕でよければ、地元にいいかたちで恩返しができればいい。
それまでにしっかり成績を残したい」と田中。
援軍を味方にした若き右腕が球界だけでなく、地元も盛り上げていく。