まさかこのネタが2回に分かれるほど自分の中で盛り上がるとは思わなかったので、長いタイトルに後悔しています・・o(_ _*)o
昨日までのよくわかるあらすじ
結局、日本ではプレ上演?から長髪だったよ~~ん![]()
え?これだけ?
これだけのためにあの長文( ̄□ ̄;)!!
気を取り直して今日も妄想全開!でいきますよ~~![]()
そもそも
イケメン=長髪
という図式はいつできあがったのか。
今では長髪美男子なんて珍しくもありませんが、昔、グループサウンズでリアルに長髪男子がいた頃はとてもとても耽美系には見えませんでした。
ところが、1973年、イケメンクールな長髪キャラが登場するのです。
今は亡き和田慎二先生の漫画「愛と死の砂時計」でデビューした神恭一郎。聞いたことがありますか?
のちにテレビドラマ化された「スケバン刑事」のレギュラーキャラクター、中康次さんが演じる実写版は長髪ではありませんでしたがイケメンクール路線は意識されていたと思います。
1976年1月号の花とゆめ。ここから「スケバン刑事」の連載は始まりました。同じ号で「ガラスの仮面」も始まりますがこれはまだ連載中ですね(^_^;)
いつぞやのインタビューで「当時、長髪美形キャラは少なかったから超長髪キャラを作って結構楽しんで描いていた。」とおっしゃっていました。
作中でも坊主キャラ野分三平(長髪キャラ花盛りになったので正反対の坊主キャラを作ってみたそうな。これは美形キャラとしては定着せず(^^;))が髪が長い男は嫌いだと言った麻宮サキに
「だって、あの人なんて腰まで・・・。」
と言ったのに対し
「神のことかい?しかたないさ。あいつの人気は・・・・
髪の長さだけでもってるんだ。
文句なんていえないよ。」
と答えていますから、当時長髪キャラとして絶大な人気
を誇っていたことがうかがえます。
つまり、神恭一郎で美形=長髪の図式が確立されたと思って構わないでしょう。
さて、このころから長髪美形は普通にバンバン登場してきます。
宝塚で上演された中でも「青き薔薇の軍神」フィリップ。男じゃないけどオスカル。最近では「銀河英雄伝説」のラインハルトまでがオスカル様風になっていてびっくらこきました。(゚Ω゚;)
宝塚は女性だけの劇団なので、男女を演じわけるのにいろいろと工夫がされており 日頃のレッスンにおけるハード面もさることながら、衣装や小道具などのソフト面でも随所に違いがあります。
そんな中で一番気を遣っておられるのが、不自然にならない程度に男役は大きく!じゃないでしょうか。
そんな中、長髪のカツラはお手軽
に大きくしかも小顔に見せるアイテムにぴったり!!
しかも現実世界で超ロン毛イケメンはまずお目にかかれないので「トート閣下」のような現実感のないキャラは長髪で行くべきだったのでしょう。
おかげで宝塚版「トート閣下」は見目麗しいビジュアルバッチリ!クールガイで、私たちを楽しませてくれています。
が、
とばっちりを食らったのは東宝版。
世界各国絶賛上演といえど女性がトートを演じるのは日本だけ。
と言うか宝塚だけ。
東宝版は男
がするわけです。
ただでさえむさくてデカイのに、演出がアレだからあのレベルビジュアル求められても出来ることと出来ねぇ事があるだろうが!!
( ̄へ  ̄ 凸
なんて怒らず、仕事と割り切ってあそこまでのビジュアルを追求したのは立派!!としか言いようがありません。
おかげで今現在、日本のトート閣下は
「長髪イケメン」
化粧のノリもバッチリ!なのです。
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いろいろな国で上演されているエリザベートですが、トート閣下と言えば
長髪イケメン!!
を決め込んでいるのは日本だけじゃないでしょうか。
日本での初演は1996年今から16年前に宝塚で一路さんのサヨナラ公演が最初です。
が、
実はそれより3年前の1993年、宝塚バウホールで「ロストエンジェル」という舞台が小池修一郎演出で上演されていました。
更にさかのぼること4年前。
どこまでさかのぼるんじゃい!!
゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o
すいません、ココまでです。
1989年にゲーテのファウストをベースにした「天使の微笑み・悪魔の涙」が大劇場で上演されました。
これは地方にも行ったのでごらんになった方もいらっしゃるかもしれません。
これが小池修一郎先生のデビュー作、と共に出世作にもなったわけです。
「ファウスト」は年老いたファウスト博士が悪魔メフィストフェレスと契約を結び若返って人生をやり直すと言うお話です。大学の講義を聴講していたマルガレーテと恋に落ち、人生すべてに満ち足りたように見えますが、悪魔のやることですからどんどん泥沼にはまっていき最後は魂を・・・奪われないんですね。宝塚だから。
「ファウスト」に関しては野村萬斎さんが博士役をした「ファウストの悲劇」の方が話的にはしっくり来ます。勝村さんのメフィストもお茶目だったし。
でも、「天使の微笑み・・」には「これでもいいか。」と思わせる完成度がありました。
今から思えば、それは涼風真夜さん演じるメフィストの孤独感であり、剣幸さんの暖かさであり、何より小池先生の才能だったのでしょう。
いままでこれが再演されなかったのが不思議でなりません。
小池先生がこれをデビュー作に選んだのはこの「悪魔」という不可思議なモチーフが好きだったからだとおもいます。そして涼風さんはそのイメージを広げるかのようなビジュアルと歌声で耽美華麗な悪魔を作り上げました。
最近のとことん耽美にこだわる男役はここから始まった気がします。
で、2年後←ちょっと戻ってきたでしょ(;^_^A
1989年にウィーンでエリザベートが初演。
これを見た小池先生は超ツボだったらしく何があっても涼風真夜主演で上演したい!!と思ったそうですが、版権やら、版権やら、版権やらでなかなか上演できず、とうとう涼風真夜退団の時を迎えるわけです。
大劇場で華々しくさよなら公演が行われた後、バウホールで数日間公演がありました。
もしかすると、退団後のバウ公演は珍しいことなのかもしれません。
これが、「ロストエンジェル」
そのまま堕天使。
小池先生の執念が詰まった舞台でした。
楽曲だけ使用許可をもらったのか、オリジナルの歌詞をつけてエリザベートのメジャーな曲が使われています。
このとき、私はミュージカルエリザベートの存在を知らなかったのでそのメロディーラインの美しさにただ、ただ感動していました。
このときの主役は堕天使「メフィスト」ですが、衣装といい、髪型と言い(このときは黒のパーマ、あえて言うならロン毛のマイケルジャクソンでしたが)まさしく宝塚版「トート閣下」の原型と言えるでしょう。
初演、一路さんも髪の色がシルバー系になって顔色が若干悪くなったことをのぞけばほぼ、小池先生好みの流れで来ているように思えます。
つまり、初演以前からトート閣下の長髪は決まっていたも同然だったわけです。
長くなったので、煩悩の続きは明日へ。
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