渋谷区富ヶ谷の自宅から引っ越し

安倍晋三元首相の三回忌法要を無事に済ませた昭恵夫人に、とある噂が浮上している。

「昭恵さんは近々、いまの渋谷区富ヶ谷の自宅を出て、心機一転、新たな住まいで生活をスタートさせると聞いています。新しい家はいまの自宅からさほど離れていないところだそうです」

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昭恵夫人は安倍氏とその母親の洋子さんと一緒に、富ヶ谷のマンションで暮らしてきた。洋子さんは岸信介元首相の娘で、安倍晋太郎元外相の妻。「政界のゴッドマザー」と呼ばれたが、その洋子さんも今年2月4日に入院先の病院で亡くなった。

「一族を束ねていたゴッドマザーが亡くなったことも、昭恵さんに引っ越しを決断させたのかもしれません」(同前)

だが安倍家に近い関係者は、昭恵夫人の引っ越しには「本当の理由」があると打ち明ける。

夫の兄との不和

「安倍さんの兄である寛信さん(三菱商事パッケージング元社長)と昭恵さんの不和が拡大しているそうです。もともと寛信さんは自由奔放な昭恵さんと気が合わなかった」

そもそも富ヶ谷のマンションは、洋子さんと寛信さんの共同名義だった。登記簿謄本を見ると、昨年4月、洋子さんが所有する土地と建物の権利が「信託」という形で寛信さんに移転されている。富ヶ谷の自宅はすべて寛信さんの名義になるのだ。

「なかば追い出されるような形で、引っ越しせざるをえなかったということでしょう」