政治ジャーナリスト田崎史郎氏がTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。

菅義偉前首相の岸田交代発言について、「前任者として言いたいことを抑えてきた。岸田さんの足を引っ張っちゃいけないと我慢していた」と分析した。

岸田首相(2024年1月撮影)

菅前首相は23日公開のインターネット番組で岸田首相の政治責任について、「責任を取っていない。不信感は国民に結構多い」と発言。9月の自民党総裁選について、「自民党の刷新の考え方を理解してもらえる最高の機会」と岸田交代論を展開した。

政権運営がまずいなか、もちろん党内にも不満は渦巻いていたが、「国会中は言わないのがたしなみ。国会が終わって皆さん堂々とおっしゃるようになった。政治家として明らかにするのは当たり前のこと」と、田崎氏は語った。

そのうえで岸田首相については、「引き際を誤ったと思っている。名誉ある撤退の時期は過ぎました」と断じた。9月の総裁選に向けて動きが活発化してくると予想されるが、「誰が成るのか分からない。勝ちそうな人に乗ることが大事」とコメントした。