産経新聞グループのマーケティング会社「産経リサーチ&データ」は、次期衆院選が行われた場合、小選挙区で入れたい候補の党派について調査した。「支持する党派はない」を除くと、自民党が23%でトップ、2位は日本保守党の17%、3位が日本維新の会の12%と続いた。日本保守党は現在、政党要件を満たしていないが、衆院東京15区補選(4月28日投開票)では飯山陽氏が約2万4000票を獲得して4位に食い込んだ。

(右から)百田尚樹代表、有本香事務総長の日本保守党にも大きな期待が寄せられている

この調査は、同社のウェブ上のアンケートモニターサイト「くらするーむ政治部!」の登録者を対象に10日午後~13日午前まで実施、全国の1987人から回答があった。

岸田文雄内閣の支持率は「支持する」(7%)、「どちらかと言えば支持する」(25%)を合わせると32%で、前回(12月調査)から3ポイント増えた。

自民党を選んだ理由(複数回答)は、「保守系の政党だから」(64%)、「現状の政治を維持してほしいから」(41%)、「常にその党派の候補者に投票しているから」(40%)と続いた。

日本保守党を選んだ人の理由は、「政策に期待が持てるから」(76%)、「今の政治を大きく変えられそうだから」(68%)、「保守系の政党だから」(48%)だった。

日本維新の会を選んだ人も、「政策に期待が持てるから」(80%)、「今の政治を大きく変えられそうだから」(56%)、「保守系の政党だから」(32%)と続いた。

次期衆院選で、小選挙区で入れたい候補の党派 自民党 23% 日本保守党 17% 日本維新の会 12% 立憲民主党 6% 日本共産党 2% 国民民主党 2% れいわ新選組 2% ※産経リサーチ&データが10~13日実施。