Slow Band再生計画企画概要書
〈現況〉
配信リリースが音楽ビジネスの中心となり、SNS派生のアーティストが主体となった昨今の音楽エンタテインメントマーケットにおいて、チューンコア、サウンドオンなど配信プラットフォームの台頭も要因となり、新規アーティストのメディア宣伝展開による売り手市場は激減し、ユーザーによる取捨選択に委ねられる形態が多くなっております。
✳︎自分でリリースできるし、大人に選ばれる必要なんか、もうないんだぜー
ψ(`∇´)ψ
〈アーティストの動向〉
米津玄師、Adoなどに代表されるボカロP、歌い手から輩出され、エンタテインメントの中心となったアーティストの変遷にも見られるように、アーティスト像、MVなどは本人の画像、映像ではなく、楽曲・アーティストのイメージを踏襲したイラストなどが使用されることにより、純粋に音楽世界を表現し、その世界観も含めたユーザーの取捨選択となっている事が多くなっております。
✳︎顔出しとかしなくていいし、MVやジャケット写真なんかもイラストでいいんだぜー
(*゚▽゚*)
〈音楽作品の動向〉
元々、歌い手を前提としない「ボカロP」、作品を選んで歌う「歌い手」、その視覚的世界観を描く「絵師」など、これまでの歌手と作家などのようにパフォーマーと原作楽曲が制限し合う形になってしまう歌謡曲、J-POPとは異なった自由な表現が主体となり、またヒップホップから派生したパフォーマー同士が1作品に共存するfeat.(フィーチャリング)という手法も自由な音楽表現を拡大し、ユーザーの選択肢を増やし自由な取捨選択を促進する要因となっております。
✳︎今は他の人が歌ってもfeat.って付けると自分の作品にもなるんだぜー
(๑˃̵ᴗ˂̵)
〈企画概要〉
今回、1985年から1989年まで活動したSlow Bandの楽曲をリメイクし、上記現況の音楽事情を鑑みて下記の施策を試み、2024年に80年代に作られた楽曲の真価を問う企画をご提案いたします。
・1980年代に制作されたオリジナル楽曲の歌詞、メロディ、構成などをそのままに、バンドでの演奏形態も踏襲する。
・音源、編曲などは2024年現代のトンマナを適用し、現代のネットミュージックにも埋もれないイメージ、音質、音像を付加する。
・フィーチャリング文化を全面的に踏襲して、各楽曲を表現するのに最適な歌い手を採用し、オリジナル楽曲の「良さ」を最大限に引き出す。
・Slow Bandメンバーの画像、映像は一切出さず、バンドイメージ、楽曲イメージを向上させるイラストをビジュアル展開のキーとし、映像展開もリンクさせる事で楽曲イメージのより良い伝播を目指す。
・Spotify、Apple Musicなど配信、サブスクサイト全てに楽曲をリリース、イラストを使ったMVを応用して、YouTube、TikTok、InstagramなどのSNS展開を行う。
✳︎昔のアレンジをベースに最近のカッコいい音とか手法使って懐かしカッコいい曲つくろー
٩( ᐛ )و
✳︎自分が好きな歌い手とか、逆に普段歌わないヤツとかに歌ってもらって、一曲ずつ好きな歌にしちゃってリリースしちゃおうー
♪( ´θ`)ノ
✳︎バンドイメージのキャラ作って、ジャケ写もアー写もMVもイラストで展開すれば、ジジイの写真晒さなくてもいいんだー
(*≧∀≦*)
✳︎よし!せっかくだからTikTokとか映像展開も試しにやっちゃおー
W(`0`)W
〈企画の効果と期待〉
・若者も注目する1980年代の楽曲をそのままリメイクすること
・80年代当時の雰囲気と現代の手法のマッチング
・フィーチャリングにより現代のパフォーマーの実力を反映出来ること
などから、個人の記念事業の枠を超え、ユーザー、リスナーの直感的な取捨選択に直接トライする意味も持つ企画となり、レッドオーシャンとなりつつある現代のネットミュージック文化に通常とは違う角度から一石を投じる企画となり得ることを確信しております。
✳︎80年代って若者も好きだし、今、昔の曲のリメイクってちょっと変わってて面白いかもしれないし…
feat.シンガーも素敵なシンガーお願いしたし…
リリースして反応よかったら嬉しいなぁー
(´∀`=)
以上
Mステに呼ばれた時に持つギター何にしよう…
(*´Д`*)