「ハカランダっ!」と叫んで飛び起きるくらい…
ハカランダ指板が気になっております。
先日、国産のハカランダ指板+ホンジュラスマホガニーのレスポールを試奏してみましたが…
やはり、何か全然違うギター弾いてる気がして…
やぱ、GIBSONをハカランでみたい!
…と、2003年製で型番にBZFの付く…
モノホンのGIBSONレスポールハカランダ指板を試奏しに…
山手線の真ん中辺りにやってきました。
おそらく日本一の楽器店街…
沼民にとっては「歓楽街」です(@ ̄ρ ̄@)
早速、目的のお店で目的の子をご指名…
平日で来客は私だけなので、ボーイさんもご機嫌で話をしながら、お試しプレイの準備をしてくれます。
準備を終えて出て来たのは…
こちらのボンキュッポン!
ご自慢のハカランダ指板のアップ!
導管が左右にうねっていて、一見してハカランダっ!て感じですが、本来は整然とした導管の方が美しく、珍重されていたのでせうね…
でも、一見してハカランダって感じも素敵!
以降、完全に私の私見の好き好きの好みの実感の独善的な感想です!
早速プレイしてみますと…
あ!GIBSON!
材云々より、GIBSON…
先日プロビジョンを弾いて、良いギターと思いましたが、良くも悪くもGIBSONの音じゃ無いことがわかりました。
店員…ボーイさんにハカランダを知りたくて伺った旨、先日プロビジョンを弾いて違いを感じた旨…ポロリと話すと…
ギター好きポイントのツボだったようで、怒涛のご説明を浴びさせて頂きましたっ
要点を要約すると
「GIBSON工場の専用機械を使用しての材の切り出し、面取りなど木材加工のノウハウは他社には持ち出せず、それをコピーして手作業でやろうとしてもあの「一定の雑さ」は出せるものではない…」と。
なるほど!
そして
「材、パーツ云々よりGIBSON工場で作られた『GIBSONの音』があって、我々はその音を聴いて育ったので、まずその音である事が好きなのだ!」…と。
…一撃でGIBSON以外を駆逐する強烈な説ですが…(^◇^;)
私もそれが好きっ!
あ…となるとダック…
ハカランダのレスポールにこだわってしまうともう選択肢はGIBSONのハカランダ指板のものしか無くなってしまうでわないか…
恐る恐る試奏…生音でお試しプレイをしてみます…
まずわ前述の「GIBSONの音」…
個体差も気にせず、思いっきり私見で申し上げると…
手持ちのHistoric Selectにも共通して感じる雑な旨味…
先日の国産コピーとは良し悪しでなく、鳴り方のアプローチが全然違います。
ちょっと安心感を感じます…そして…
ハカランダ指板は…
ああ…この個体では「ハカランダは粘り気がある…」という説がとてもよくわかります…
これは国産でも感じた、ピッキングして弾ける音が「キン」ではなく「ティン」と少し丸みを帯び…
その後に響くサスティーンのバイト感がアタックの音より一段低い倍音で、粘っこく唸りますが…
この一段低い倍音が、実に良い…
これわ良いなぁ…(*´Д`*)
上品で渋い…
この個体自体もギターとして良い(好み)なぁ〜
(●´ω`●)
マーシャルを繋いでくれたので、歪みで弾いてみましたが、先の一段下がった倍音の唸りに歪みが乗ると「the Les Paul!」なサスティーンが…
か…カッコいい…_| ̄|○
聴いたことのあるロックスターの音がする…
ハカランダ指板の音好きかも…_| ̄|○
すごーく欲しくなってしまいましたが…
2015年のTrue Historicスペック以後の…
マホガニー、ハイドグルー接着、チューブレストラスロッドなどのスペックの良さも捨て難く…
飛び込む勇気を持ちきれず…
もう少し彷徨います…