Gibsonのビンテージパーツは…
50年代から部品の作り置きを大量にしていた事が原因で…
70年代中期に60年代のポットが付いていたり…
60年代のP.A.F.のコイルが50年代のものだったり…
こういったミステリーが多々存在しているのです…。
さて!
届いた60年代製のKLUSONブラスポストペグを磨いていた時のことです…
今回入手したものは本当に程度がよろしく…
サビも少なく、曲がりもほぼ無く…
稼働もブラスポストにしてはスムーズで…
スチールブラシなどは使わず、ナイロンブラシでほぼキレイになるくらいでした。
唯一、ブラスポストのトップだけが、メッキに汚れが酷かったので…
これを重点的にブラッシングしてみたところ…
ん?
んん??
ヘソがある!!
バーストペグと同じ??
そういえばポストトップの表面もフラットだ??
フリマで売ってる時の写真ではわかりませんでした…。
手に入れやすい1963年後半〜70年代製のKLUSONビンテージペグでは…
本来はポストトップはラウンドしていてヘソは無い仕様…
↓Historic Selectに付けたKLUSON
同じD-196400型番ですが…これは50年代からある型番です…
ですが60年代中期はポストトップが軽くラウンドして、つるんとヘソの無い仕様です。
ビンテージKLUSONのペグを購入する際に参考にさせて頂いたvintage maniacs さまのHPによると…
ヘソがあるのはシリアルナンバー
D-169400
2356766
などで50年代〜60年代初期のもの…
しかし…
ケースの「Gibson」「Deluxe」のダブルラインは60年代中期のもののはず…
あ!さらに…
今回のD-196400は…
ショートシャフトだっ!
↓こちらがHistoric Selectに付けたD-196400
うん、シャフトは長いっ…つうか普通。
これわ、ひょっとこすると…
Gibsonの「あー、結構パーツ作り過ぎちゃったから次の型番でも使っちゃえ〜」体質による…
年代ミクスチャーパーツなのかもかも!
という事は…
50年代のバーストと同じペグポストっ!?
↓バーストペグ
おおお!
バースト信奉でレスポールスタンダードが買えちゃうくらいに値段高騰してるバーストペグのスペックなのかぁ!?
(๑>◡<๑)ウレシイッタラナイ
ペグポストが違うのだから音も違うのかなぁ…
…興奮しますね(^◇^;)
ものすごく興奮しましたが…
…直径6.6㎜のペグポストトップの小さなヘソ…
ホントに興味のない人にはどうでも良い話ですね…
ブログやっててよかった…(^◇^;)
でも、まさか50年代スペックのブラスポストが入手出来るとは思わなかったので…
59モデルのHistoric Selectに付けるのが筋かな??
(≧∀≦)
まぁいいや!
とりあえずES-335に!
…さて…
ペグ付け替えしよっと。