トグルパーツを揃えて…
次は…
こちらも今回の大きな目的の一つ!
好みのビンテージケーブルを網線シールド化する!
〈追記〉
Stratocasterなどフェンダー系では布巻きのケーブルがそのまま使われておりますが…
ギブソンでは布巻きのケーブルの周りに網線シールドが被せられたシールドケーブルがデフォルトですが…
最初から網線シールドされたケーブルは種類が少なく、ビンテージギブソンのケーブルは音が良いのですが、滅多に入手出来ず…
代替えのビンテージケーブルも中々ありません。
一方、網線シールドされていない布巻きケーブルはベルデン、ホルヨークなど、良い音のビンテージが入手できるので…
これに網線シールドを被せてしまえば、Gibsonのギターも配線材によるブラッシュアップが可能になる!…と言う試みです!
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ケーブルは予めテイスティングシステムで比較しまくってフロント、リアに合うホルヨークを選んでおきました。
フロントには1950年物の空気感のある高音域が強いケーブル
リアには1950-60年物でラッカーコートの少しトレブリーでワイルドな印象のケーブル
トグルスイッチからアウトプットへのメインは1960-70年物ビニールコートの中域のうねりが強いケーブル
今まではホルヨーク1960-70のみのセッティングで…
このようにケーブルを3本まとめて網線シールドに入れ込んでおりましたが…
今まで使っていたのはオークションで入手したUSA製でありつつ…
秋葉原で入手された網線シールドだそうです。
こちらは非常に太く、柔らかく扱いやすかったのですが…
半田ノリが良くなかったので…
今回、vintage Gibsonの内部配線材にも使われていたalphaのビンテージ網線シールドを入手!
これに換えてみたい!
比較してみると…
上がalphaです。
まず、太さが倍以上…
また素材感が全然違って、alphaのスチールっぽい硬く重い素材感に比べ、既存で使っていたものは軽く柔らかく…
ホロホロ解けてしまいます。
網線シールドは素材によって静電容量が変わるので音の変化もありそうですが…
換えてみます!
…網線シールドにケーブルを通す事自体、珍しい事だと思うので…
一応、装着からレポートいたします!
完全に自己流ですが…
m(_ _)mゴチュウイヲ
alphaの網線は作りが非常にしっかりしてて、一枚板のようなので…
先端をぐにっとして、何とか入り口をこじ開けます!
そこに竹串を突っ込んで…
グニグニ、グシグシ掘り進めて行きます。
途中、脇から「こんにちわ」とかするので…
そしたら少し戻ってまたグニグニ…
貫通させつつ、竹串を軸に網線シールドを縮めて穴を大きくしシールドを突っ込み…
竹串をガイドにケーブルを通せば…
通った…
これで今度は網線シールドを伸ばしてケーブルにフィットさせれば…
完成!
ケーブルを通すと網線シールドは15%くらい短くなるので、それを計算に入れて長さを考えます。
それをトグル…
あ…
このブログ、写真が15枚(動画3本)までしか上げられないので…
トグルスイッチへの取り付けはまた次回…