Jimmy Wallace pickupsを搭載して非常にお気に入りのLes Paul Historic Select '59ですが、購入時からちょっと気になったことが…


1弦が特に、ストラトの低い弦高セッティングの時のような「チー」という、ビビりまでは行かないんだけれども倍音ともノイズともつかないような高い音が響く気がして…


弦高は1弦側1.5㎜でフレットに当たってるかと調べてみましたが、22フレットでも同じ音。


ブリッジか?


ワイヤードのABRならワイヤーの振動とかありますが、ノンワイヤーABRですし…




ストラトではこう言うノイズは気にしないのですが、レスポールだとやっぱり気になる…


試しに弦をサドルから外して指で触れてみると…あ、…バリがある…

見た目ではわからないくらいですが、チクッと尖ったバリを感じます。


サドルに弦のガイドの溝を切ったあとの、ヤスリのバリに弦が当たってノイズになっているのか?


それは由々しい…o(`ω´ )o

対処せねば…


…下手にヤスリをかけて、溝が緩くなるのも良くないし…


という事で、カッターナイフで少し当てて見ました。


カッターの細い刃だと「カチッ」っと感じるくらいのバリです。


少し力を入れてみると、スッと切れる感じがしてバリが無くなりました。


溝自体を傷つけないように溝のエッジを各所カリカリと抵抗が無くなるように丁寧に削っていきます。


見た目には変化無いくらいに。
軽〜くね。

念のため各弦の溝もカリカリ。


やはり1弦が一番バリってました。


弦を溝に戻して弾いてみると…


おお!ノイズっぽい音がなくなってる。



全体的に金属的なノイズ感が減って音が良い感じに澄んで、木の鳴りが豊かになった気がします。




True Historicのスペックでも仕上げはこんなものなのですね…


工房で溝を切って貰った335もチェックして見ましたが、そちらは溝周りキレイでした。


購入直後の調整って必要なんだなぁ…