大麻飾り職人になっちゃった!その1 | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは。
絵本作家ふじもとのりこ、のはずが、色々やっている私です。笑!

今回は、ひょんなことから「大麻飾り職人」に
なってしまったご報告です。

 

事の起こりは、美容室で、きれいな飾りを見たこと。

「うわー、光を帯びたような 美しい飾り! え、大麻飾り?
大麻(たいま)?って、あの大麻???」

ひとめで魅かれてしまいました。


美容師さんが
「これを作れるようになる、麻飾り初級講座に行くんだ。」と言われるので、

「私も行く!!」と、さっそく申し込みました。

講師は九州男男児の秋田師匠でした。

九州男児ですが、とても繊細で、優しく、とても分かりやすく説明を
してくださいます。ちょっとお母さんっぽい・・。笑!

「昨日まで厳島神社に行ってたんです。」と言うと、
「厳島、ですか。そこは、私が初めて大麻飾りと出会った神社です。」と、師匠はおっしゃるのです。

へええ!厳島神社で出会った! シンクロしてる。
なんだか、ご縁があったみたい。
厳島の神様のお導き?


そうして、初めて精麻(せいま)に触れ、あまり器用でない私にも

辛抱強く教えて下さった師匠のおかげで、
始めて小さな大麻飾りを作れたのです。

 

秋田師匠はそれを、丁寧に優しく麻紙に包んでくださいました。
まるで、赤ちゃんをおくるみに包み込むように。



そういう風に、麻にも人にも敬意を持っている
秋田師匠の事も、大好きになったのです。

「宇佐八幡のご縁」につづく。