絵の初心者がうまくなるために・・・ | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは

絵本作家ふじもとのりこです

 

今日は神戸市東灘区のコープカルチャーで

色鉛筆画メソッドの教室でした。

最近生徒さんがパラパラと新しく入ってこられました。

 

 

 

それで、初心者のおひとりが無断欠席が続いていて

久しぶりに来られたんですが、

「すっかり、分からなくなってます」って。

 

その人は、すごくセンスのいい人で、実際ブログでは

絵の評判もいいのです。この人のように、習わなくても

感覚的に あるレベルまで描ける人がいます。

 

うらやましい、と思った人もいるでしょう。

でもね。そこが弱点にもなるんです。

自分の感覚を手放せなくて。

 

技術を習う時は、最初意味が分からなくても 素直に、徹底的に、

そのまま、まねる。写し取る。ゆっくりでいい。正確に。

スピードは後からついてきます。

さらに習慣になるくらい「数稽古」できたら、一番いいです。

 

大事なことは、一定の期間「休まずに続けること」です。

あるところまでいくと、手や目が安定します。

そこまでは一気に畳み掛けていく。

家でも描けるなら描いてほしい。

 

これが一番早道です。

この期間は、師匠の「感性」をインストールしているのです。

 

インストール終了までは、一気に学ぶ。

これが、最大のコツです。

 

今日は生徒さんにきちんとお話して、お休みをできるだけしない、

というお約束をしました。

 

 

世界中の子どもたちが、何かを学ぶときに

まっすぐに一途に進んでいきますように