絵本作家ふじもとのりこです
タキタキ絵本深読み会
「ももたろう」の巻
今日は、「ももたろう」絵本を持ち寄って
比較検討するという内容でした。
桃太郎という同じ題材を、それぞれの絵本が
テキスト、絵でどう表現しているのか、
違いはどこで、効果がどう違うのか。
そこを比べる事ができたら勉強になるな～と思いました。
しかし。甘かった。
タキタキのメンバーは個性的な人が多いのでした。
集まった絵本はひねりのある「ももたろう」ばかり。
この五味太郎さんの絵本。
岡山土産の「きびだんご」は五味太郎さんデザインが人気で、
その会社が「五味さん、絵本も描いてくれないかなー」と。
五味さん、初めての昔話です。
でも、五味さんが普通のももたろうを描くわけない。
どんなお話かは絵本を見てね。
ももたろう 五味太郎
さらに驚愕したのがこれ。
芥川龍之介が「ももたろう」を書いているって
知ってました？
寺門さんの絵も おどろおどろですごいんですが
(寺門さんは、天使と悪魔の世界を両方描く方です）
芥川龍之介、やっぱり病んでるよ、この人！
子どもには けして見せてはいけない絵本です。
全文を載せているサイトがありました。
芥川 寺門 ももたろう
私の紹介した絵本が平凡に見えた
今日のタキタキ勉強会でした・・・
（でも、絵も文もうなりますよ、これ）
松居直 赤羽末吉 ももたろう
世界中の子どもたちに 普通の桃太郎を
読んで欲しいと思いました
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