古事記っておもしろい② | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは
絵本作家ふじもとのりこです

絵本コミュ 質問12「友だちの絵本」コメント募集中です。思いでの絵本ご紹介くださいね。

古事記って面白い!②


昨日の予告どおり、今日は古事記の最初の部分、

「冒頭~神代七世(かみよななよ)」と言われている部分を

見て行きましょう。

驚くなかれ、宇宙創成神話になっているんです!

それでは、古事記冒頭部分です。

天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神。

あめつちの はじめのとき。
たかまのはらに なりませる かみの みなは。
あめのみなかぬしのかみ。


何のことか分かりませんね。
この意味は、こんな感じです

天と地のはじまり、宇宙の初めのとき、
高い広い宇宙の「場」に現れた神様は、

天之御中主神 あめのみなかぬしの神」

そう、この神様はビックバンの神様なんです!
果てしない無の「場」で、宇宙を作る意志が起こり、
情報の揺らぎという一点から、爆発的に
光が広がって、宇宙ができた様子を現しています。

 

世界中の子どもたちが 神話を聞かされて育ちますように
明日も続きます。

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