新米絵本作家ふじもとのりこです。
児童館を退職して作った3冊のダミー。
伝手をたどって、持ち込みを許可してもらい
編集者に見てもらう。
ストーリー絵本と違い、幼児絵本はコンペ入賞が難しい。
ストーリーが単純で弱いから、絵と文の両方で審査のある
コンペは不利なのです。
だから、持ち込むしかない。
でも、持ち込みの許可がなかなかもらえない・・・。
それまで福祉の世界にいた私です。
福祉というのは、誰からも相手にされず
自分で自分を嫌になっている人の隣にも
最後まであきらめずに 寄り添う仕事です。
だから、人格を全面否定する言葉って、絶対使わない。
でも。
出版は、ビジネス。
厳しい。全否定もありうる。
覚悟して持参しても、ダメな時には
ド~~~~ンと落ちこみます。
2,3日、浮上できなかったり・・・。
そんな中、
鈴木出版は、初めてまともに
作家の卵として、私を迎えてくれた出版社です。
小さな応接セットに、編集長の羽賀さんと編集者Sさんの
おふたりで、ダミーを丁寧に見てくださいました。
1回目は、ダメでした。
でも参考にと、「こどものくに」を何冊かプレゼントしてくれました。
感激しました!
最初の絵本は、鈴木出版から出したいと、強く思いました。
2度目に訪問したとき、編集者のSさんが
「あの、おいしそうなお菓子の絵を描く人ね!」と、
言ってくれました。
「おかしなかお」を覚えていてくださったのです!
そして、2度目に持って行ったダミーが、出版になりました。
それが、これ!
「このパンなにパン」
(今年11月にハードカバーで、再出版されます!)
そして、「おかしなかお」は、ダミーのままお蔵入り。
それが、陽の目を見るのは・・・
明日に続く。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
世界中の子どもたちが 友だちとおしゃべりを楽しんでますように。
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