おっす!
ルンルンキンジョウです。
ある夜
元相方
「覇王樹(サボテン)」というコンビ時代の
なすびくんと会いました。
物凄い久方ぶりの再会。
どれくらいぶりかというと
彼が電波少年が終わって
少し経って再会し
劇団を立ち上げ
そこに手伝いに行ってました。
しかしです。
あの頃の俺はとても彼の人気や
羨望の眼差しに狂い
一緒にコンビを組んだはずの自分が
おいてけぼりされたことをとにかく
悔しがって嫉妬に壊れてしまい
打ち上げの席などで悪態を付き
彼や彼の周りから距離を置かれるように
なりました。
彼にも無礼で愛の無い言葉も投げつけて。。
あれから10年以上の月日が経って
俺も俺なりに動いて先々で
色んな人から彼のことを聞くけど
俺は会う機会がありませんでした。
彼も時々に
俺のことを言われたそうで。
(なすびの元相方さん知ってますみたいな)
福島の復興のために頑張るその姿に
とにかく立派なその姿に
いつか会える日がくるのだろうか。。
いやいつまでも会えないな。
俺はひたすら考えた。
あの頃の
卑下しまくってた自分を抱き締めて
忌々しい明日がくると嘆いていたあの青年を
明日が来ることを嬉しく思う人になろうと
30代後半に芸人の世界に復活して
40才からピンでのお笑い芸人道。
悲しい気持ちはいらん
好きなことに悩めるなんて幸せだわ
辛いことも多い
それは本気だから嬉しいばっかじゃ無い。
でも悲しい気持ちは無い。
明日を恨む目はもう無い。
とある居酒屋
同期のメンバーが彼を呼び
再会を祝した。
「生きてたぁーー!!!」
「お互いさまだよ!!」
エベレストの話
懸賞生活の話を聞いて
ただただ唸るだけ。
壮絶な体験をしてるが
とにかく生命力の強さを
ギンギンに感じる。
なにも言えない。
結局俺はなにも言えなかった。
遅い時間になり
別れ間際に握手した。
あの頃の謝罪のつもりだった。
でもなんでもよかった。
生きてたんだし。
死生観もひたすらに動いたんだろうね。
「懸賞生活をやるくらいなら
エベレスト100回登る」
と言わせた
懸賞生活の壮絶さも
想像なんておこがましいわ
本人にしかきっと解らない
帰っていく背中を見て
自分の人生を見つめていた。
まだ余力残してるな俺。
隅々まで生きよう。
余すとこなくフルスィング馬鹿人生。
ギアをあげていくべよ!!
またな!はまっちゃん!
以上ルンルンキンジョウでした。