侘助ノート

侘助ノート

季節を感じながら、のらりくらり

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コゲラは

日本で一番小さなキツツキです

 

 

去年の夏頃

キッチンの窓から見える

モミジの木にコゲラがやってきて

ツツイテツツイテ3日ほど働き続け

コゲラは我が家をこしらえ

住み始めました

 

巣穴は3メートル弱の距離で

こちら側に向いており

「どうも、こんにちわ」状態

私は興奮で鼻の穴が膨らみっぱなし

 

あまり撮影したりするのは

コゲラのプライベートを

邪魔するみたいで失礼かと思い

見守ることに・・・

 

巣穴から顔をピョコっと出して

周りを確認したりするのですが

それがタコヤキみたいで

可愛すぎて夢中になりました

 

 

 

 

朝出かけて

夕方過ぎに帰ってくるんです

帰ってくると、必ずギーって鳴く

「ただいま」って言っているみたいで

「おかえり」と、声をかける

 

真夏なんて、暑すぎてなのか

タコヤキが飛び出てデレーンと

うなだれていたり

夜中に大きめの地震が来た時は

ビックリしたのか

タコヤキでキョロキョロしていたり

その時々「大丈夫だよ」など

いろいろ声がけしたり

 

タコヤキがギー!

私がギー!

交互にギーギー鳴き合い

めちゃくちゃ楽しくて

とにかく毎日コゲラのことで

胸がいっぱいでした

 

 

そのうち

パートナーが出来たのか

毎朝キッキッキッキッ!と鳴き

巣穴から、シュッ!と飛び出し

パートナーと合流し

ギー!ギー!とスゴイスピードで

広い世界へ繰り出してゆく日々

 

毎朝鳴き声で起こされ

眠くて仕方ないのも嬉しい悩みで

悩みって嬉しい時もあったんだなと

久しぶりの感覚でした

 

 

時には

メジロやシジュウカラなど

たくさんの小鳥たちと合流して

合唱してくれたり

夢のようなひとときを

たびたび味合わせてくれた

 

冬に葉が散ったツンツルテンの木は

観察するのに最高の状態で

毎日顔を合わせて

心が通った気分になり

新しい家族が増えたみたいに

幸せな気持ちで過ごしていました

 

 

季節は

 

過ぎます

 

 

 

 

新緑の季節になり

元気いっぱいのモミジの葉が

日に日に増えていき

コゲラの巣が

だんだん見えなくなってきて

少し寂しさを感じ始めてまもなく

なんだか気配を感じなくなり

あ、空き家になってるかもしれないと

分かりました

 

出会いがあれば別れもある

 

当然、分かってはいたのですが

ムリヤリ諦めた気持ちにしていた

だけだったのか

しばらくして急に

コゲラが恋しくて恋しくて

たまらなくなり

街を歩きながら号泣しそうになり

 

40代半ばにもなって

小鳥に会えないからって

街中で鼻水たらして泣くなんて!と

小さな余計なプライドが発動し

必死でこらえて

帰ってきたことがあります

 

帰ってきて

ボーッとソファに座っていたら

ギー、と鳴き声が

どこからか聴こえるので

慌ててベランダに出てみると

愛するコゲラが近くの木にとまって

ギー、ギーと鳴いている

 

たぶん会いに来てくれたのでしょう

胸に強く想うことは

やはり通じるのだと感じた

胸キュンな出来事でした

 

 

自然だったり動物だったり

とても素晴らしい気持ちを

味合わせてくれます

 

じゃあ

人間である自分は

何が出来るのだろうか

この美しい地球での

人間の役割は果たせているのだろうか

そして

人間が出来ることを

真剣にやっていく大切な時期に

今、いるんだと

胸に強く感じます

 

 

コゲラがいなくなってから

寂しさと感謝の気持ちを込め

違うカタチで我が家に迎え入れたんです

平面のコゲラ

 

そしたら

たまーに近くに遊びに

来てくれるようになりました

 

ギー

 

鳥が大好きで、たまりません