オペラを観てみましょう ⑤ フィガロの結婚 その5 | うさぎのしっぽ 猫のあしあと

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ほとんど自己満足なような…

モーツァルトの誕生日だし(しつこい…)、今日は更新せねば!ということで、


フィガロ、第2幕、いきます。


1幕で細かくし過ぎて懲りたので、かいつまんであらすじを超大雑把に先にまとめようと思います。


…できるか不安ですが・・・。汗


まず、1幕でケルビーノ伯爵のお怒りに触れて、軍隊に行け!という話になっちゃんたんですけど、


ケルビーノは行きたくないわけです、とっても。


で、実は伯爵以外の女性陣もケルビーノを行かせたくないというのがあり…


伯爵夫人も巻き込んで、なんとかケルビーノを行かせないで済むようにし、


しかも伯爵を懲らしめられるような策はないかと、色々相談するんですね。


そこで思いついたのが、ケルビーノ女装作戦。(笑)


ケルビーノを女装させて、スザンナの服を着せて、伯爵が夜こっそりとスザンナと密会しようとしたとき、


女装したケルビーノを差し向けようというもの。


ところが、伯爵夫人の部屋で女装させて作戦を立てているところに、ふいに伯爵がやってきて、


ケルビーノは窓から脱走することになり、大騒ぎ!


逆に色々伯爵に疑われるようなことになってしまいます。


おまけに、窓から脱走するときに庭の草木をいくつか踏みにじってしまい、


庭師のアントニオまで誰かが庭を荒らした!窓から飛び降りてきた!と伯爵に訴える始末。


そこはフィガロが自分が飛び降りた、と機転を利かせたんですが、


落ち着いたかと思ったところへ、今度はマルチェリーナが借金の証文とバルトロを引き連れてきて、


借金を返さなければ、フィガロは私と結婚する約束をしたのだ!と主張しだします。


スザンナに気がある伯爵は内心大喜びで、マルチェリーナ側の肩をもちます。


も~、フィガロスザンナの結婚はどうなっちゃうんだ!?


・・・ってところまでが、2幕のお話になります。



多分、この時点でお昼くらいです。。


ま~本当にドッタバタ!あせる 特にこの2幕は、入れ代わり立ち代わり人がやってくるので、


フィナーレはどんどんわけがわからなくなってきます…。(苦笑)


でも、いい歌や代表的な歌があるのもこの2幕なんですね。


まず、2幕の最初は伯爵夫人のアリアで始まります。


伯爵夫人が歌うアリアは大きく2曲あって、どちらもすっごくいい歌です。


夫人が歌うアリアは、基本伯爵の心が離れてしまったことに対する虚しさ、嘆きを歌っています。


私は3幕で歌われる「Dove sono」の方が好きなんですが、2幕のアリアもしっとりして素敵です。


そして、忘れちゃいけない、ケルビーノの一番有名な「Voi che sapete(恋とはどんなものかしら)」も、


この2幕で歌われます。


夫人に対して、お別れに歌をプレゼントします、という場面で歌うんですね。


これは有名な旋律なので、一度は聞いたことがあるんではないかという歌です。


よく、声楽を習い始めの子や大学生も歌ったりしています。


一応スザンナがギターで伴奏をするという設定になっているので、


実際におけではヴァイオリンのピチカートをうまく取り入れてあります。


他にも、デュエットや掛け合いで面白いところがあるんですが、


長くなってきたので、一旦ここら辺できって、次の記事でもう少し2幕の見どころを書きますね。