通り、猪苗代湖畔を車で行く。
目指すは「天鏡閣」
出立して10分も経たないうちに、
「天鏡閣入口」の看板が
道沿いに見えた。
その指示に従い、
右手に見える小高い丘を上って行く。
すぐに駐車場が現れ、
そこに車を停めた。
そして、そこからは徒歩で、
樹々の茂る丘の上へと目指して行く。
レンガ造りの「正門」を潜り抜ける。
すると、木々はすぐに開け、
光の射す明るい空間が広がった。
丘の上に広がる庭園。
そこに「天鏡閣」は在った。

〈天鏡閣〉

〈天鏡閣 接影〉
明治の末に、
有栖川宮家の御別邸として
建築された「天鏡閣」
木造2階建てで、
更にその頂点には
八角の「塔屋」がそびえる。
(通称・八角塔屋)
古式ゆかしい、
白亜の洋風建築です。
国指定重要文化財であり、
現在は県の管理下にある。
建物の内外共に、
一般公開されています。
という訳で、
室内の方へ、いざ。

〈室内より玄関を望む〉
かつての「調理所」、
その勝手口が現在の一般客入り口。
そこから廊下を渡って行くと、
「玄関」へと繋がる。
外から玄関へと入った時、
左手には2階への階段、
右手は扉を挟んで食堂となる。
まずは、1階をぐるりと巡る。

〈食堂〉
シックな内装と調度品。
少し「ロココ調」が
入っていますでしょうか。
時代を感じさせます。
現在ここは、
一般向けに茶話室としても
開放されていますよ。
気さくな感じですね^^

〈客間〉
食堂から扉を挟んで、
隣は「客間」
ロココ趣味は、こちらの方が
顕著ですかね。
椅子もシャンデリアも、
装飾が「クルクル」しています。
そして上記の画像、
奥の扉の向こう側に
緑色の台が見えるでしょうか?
そちらは「ビリヤード台」です。
奥の部屋は「撞球室」也。

〈廊下に設えた暖炉〉
撮影はしませんでしたが、
お風呂は1階は檜風呂。
2階は洋風のバスタブでしたね。

〈階段〉
2階へ上がる。
広さは、ほぼ1階と同じ。
こちらは多くを
寝室や客間として
利用していたようです。
そして、2階には
ちょっとした驚きが。
1階の時と同じく、私が
順路の指示に従い歩いていると、
程なくして足元に違和感が…。
なんだか
足が「ふわふわ」してきたのです。
「何だろう?」と思い
足元を確認すると、
1階と同じく床は全室「絨毯敷き」。
しかし2階はその下に、
更に「畳」を敷いていたのです。
これはクッション材として、
2階の全室に施されているとの事。
和洋折衷の工夫が
施されていたのです。

〈2階角部屋に佇むドレッサー〉
1階、2階を巡り、
この日の天鏡閣見学は終了。
最上階の「八角塔屋」は、
現在立ち入り禁止です。
背の高い木々に
庭を囲まれた天鏡閣ですが、
「八角塔屋」からなら、
今でも猪苗代湖が望めるそうです。
う~ん、見たかったな。
残念!

〈窓の外は夏の庭〉
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さて、この後なのですが、
天鏡閣から車で15分程の距離の
「十六橋水門」を見学。

〈猪苗代湖畔に在る十六橋水門〉
そして、
これにて「猪苗代巡り」は終了。
ここからは猪苗代を発ち、
同じく福島県は
「穴原温泉」へと向かいました。
そこが、この日の宿泊地なので。
(続く)