「間藤駅」は、わたらせ渓谷鉄道の
現在に於ける終着駅。
以前は、その先の
「足尾製錬所」まで続く路線だった。
(間藤~製錬所間の廃線跡は未だ残る)
〈間藤~製錬所間、高架線跡〉
「間藤駅」からそう遠くない所、
廃墟となった「足尾製錬所」は
今もそこに存在している。
上記写真で、鉄道のプラットフォーム跡も
確認出来るだろうか。
この「製錬所跡」も月日が流れ、
風化が進んでいる。
数年前に訪れた時に比べても、
遺構が減っているように思える。
(実はこの施設、未だ職員の出入りがあり
本当の廃墟という訳ではない)
写真の向かって右手、少し行った先に
製錬所の煙突跡がある。
この煙突からの煙害により、
周囲の山は枯野となった。
この写真の先、奥地に
「松木渓谷」と呼ばれる一帯がある。
「日本のグランドキャニオン」とも呼ばれ、
剥き出しの山肌と岩石群が、
勇壮な景観を作り出している。
しかし、それは煙害と山火事により、
緑が死んでしまったからだ。
植林等がすすめられているが、
1世紀以上経っても山は昔の姿を
取り戻すことが出来ていない。
因みに、
渡良瀬川は旧名を「松木川」という。
(続く)

