非常に読みごたえのある、岩井俊二の小説。
時間、空間がダイナミックに展開し、盛り場もたくさんあり、一気に読み通せた。
進化論を書いた、もう一人の学者の残した一冊の文献。
進化論、ホモ・アクアリウス説を織り込み、一つの人魚説が提示されている。
著者: 岩井 俊二
タイトル: ウォーレスの人魚
人魚が実在したという、一冊の文献から物語りは始まる。
それから約100年、ある海域で人魚が発見され、捕獲される。
「マリア一号」と呼ばれたその人魚の、研究プロジェクトが始まろうとする矢先、人魚は不可思議な死を遂げる。
それから3年後、日本である事件が起こる・・・
アンコウの生態とか、非常に興味深く読めた。
表紙も、あーそういうことかと納得。
読みつめていくと、感動する所がたくさん。