ZOO | lunchtime

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読んだ本の紹介とかとか


THE 乙一ワールドへようこそ!って感じの一冊。
ZOO。まさにタイトル通り。
様々な物語が檻の中に閉じ込められている。
遠くからまたは、ほんの一時、中を見ただけでは、到底理解することは出来ない。
彼女らのテリトリーから、これらの物語を見つめたとき、物語は本当の姿を現す。



著者: 乙一
タイトル: ZOO
ジャンル:?







ジャンルが分らない。たぶん乙一の本当のすごさをまだ、見ていない。
新しい作品を読むたびに、物語の多様性、展開に驚かさせられる。

この短編集、どの作品がお勧め?と聞かれたら、即答で、すべてと言うだろう。
自分でも、お勧め度を付ける基準が分らなくなる。

最初は、檻の外から見ているはずなのである。双子の妹、仲の良い、両親の間で生まれた子供。一人の男に作られた、アンドロイド。捕らえられた姉弟。
彼らが本当の姿を見せたとき、自分がいつの間にか檻の中にいることに気がつく。そして、彼らの豹変に驚かされるのである。

わざと、変に分りづらく書いた。まずは一編だけでも読んで欲しい。
少しは理解していただけると思う。