線路伝説2007:安善駅、浜安善駅(意外な場所に国鉄が残っていました。米国領侵攻!) | FC2に移転しました(線路巡礼)

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鶴見線安善駅。
昨日(2007年12月19日)線路巡礼してきました。

(こちらの記事もあわせて読んでね)
http://blogs.yahoo.co.jp/lunchapi/52919726.html

この駅には何度も来たことがあります。
なかなかいい線路が現役で残ります。
それが米軍のオカゲというのは、ちょいと情けないけど。

でも、今日は南武線米軍タンク列車を追いかけてここまできたのです。

今日は、この先まで巡礼しちゃいましょう!

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赤いDEさん。
ELさんが拝島駅から運んできたタンク車を入れ替え。

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入替終了後、DEさんは、構内配線の一番奥へ入線。

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ここからが本日の本番。
くにゃりと曲がる専用線に入るみたいです。これは見逃せません。

来た~♪

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この線路の右側は、もう米軍基地。

というか、安善駅の海側が米軍基地に接しているのです。

米軍基地から、2つのゲート、別々に専用線が日本側(?)に延びて合流。
つまり、基地に入るにはスイチバックになるわけですね。

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線路が合流すると、いったん停止。

基地側からクルマが走ってきました。

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米兵が一人降りて、ゲートに向かってきました。
迷彩服ですよ。
武装しているのかな?

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禁断のゲートを開けています!

迷彩服の米国軍人さんが「かも~ん」と、合図していますよ。

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いよいよ、赤いDEさんの米国領侵攻です。

赤い解放軍は無事に敵地に侵攻!

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パスポートチェックはないの?(笑)

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日本軍は赤い棍棒で武装しています。
敵は何を持っているのかな?
両雄、相打つ!

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その向こうで、日本軍の赤いDEさんが、
米国石油基地を荒らしまわります。
大活躍。

短い編成を2つつなぎます。

侵攻作戦は無事に終了したらしいです。

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戦利品のタンク車をたくさんつなげて、凱旋です。

日本領にもどってきました。


この侵攻作戦を金網越しに見ていたら、近所のおばさんがやってきて、
この先の橋の方が良く見えるわよ、
との有難いお言葉。
なるほど、この後、この先まで進むのですね。

でも。私はこの侵攻作戦の方が好きなんだな。
まさに貨物列車の戦場です(笑)
こんなステキなシーンが身近でみられるなんて。

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DEさんとタンク車は、さらにこの先に進んでいきます。
それ追いかけろ!

橋の先に、機周りが出来る場所がありました。

きっと、ここで付け替えて、戦利品のタンク車をつれて安善駅にもどるのですね。

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ほら。やっぱり。

でも、この間、踏み切りは閉まりっぱなし。

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でも米軍の御用だから、誰も文句言わない?

先程の鉄橋までもどりました。

ここで、もどってくるであろうDEさんを撮影しようという知能犯です。

と・こ・ろ・が!

DEさんは、さらに先に進んでいます!
しかも推進運転!

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道路を横切ります。
まだ先があるとは知らなかった!

すごい、すごい!

でもね。

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ここでゲートにいた米兵が私に声をかけます。

「写真撮らないで~」

けちぃ。

英語だったら、

DON’T MIND!
YOU ARE WELLCOME!
 
と言い返してやるんですけど。

日本語だと調子狂うなぁ(笑)

そういうことで、
少し遠慮して

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日本軍の赤いDEさんだけを、じっくりと撮影♪
いいですねぇ。
ちなみに右側が米軍の支配下です。

このとき、
左側に見えた古い建物。これはタイヘンな大発見でした。


DEさんは安善駅に向けてもどっていきました。

あれ?
このDEさんは、米軍の基地から基地までタンク車を運んだだけですよ。
戦利品はないんだ。
違う時間帯にもショーがあるのでしょうね。


それでは、この線路の終点に向けて徒歩で侵攻しましょう。

線路沿いの道路。
安善駅からこの線路に沿って、まっすぐのびています。

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この先は、なんと海。
イキナリ行き止まりなんです。
つばさ橋とか、ベイブリッジも見える、ちょっと穴場でしょ?

海に向かって右側に、ギリギリまで米軍の線路が伸びています。

これが最果ての線路の終点なんだ。

先程のタンク車がいましたよ。

そして。
米軍基地の向かいにあったのが、
これ。

国鉄浜安善駅だぁぁ!

すばらしいです。

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ここには国鉄がそのまま保存されていました。

米国支配下のすぐ脇に、こんな世界遺産がそのまま保存されていたなんて。

さて。
もどりましょう。

I shall return !

と捨て台詞を残してきたのは、言うまでもありません(笑)


おまけ:

米軍基地の線路の撮影は遠慮したほうが無難(?)
という話をよく聞くのですが?

そんなのカンケーなーい。

ここは日本国です。
日米親善と情報開示のために、どんどん撮影しちゃいます♪
悪いことが出来ないようにね!(笑)

線路に罪はないのです。
もちろん。得意の自己責任です。