
日本橋からお散歩を続ける旧東海道の旅。
いよいよ京都に近づき、最後の難関「鈴鹿峠越え」です。
いよいよ京都に近づき、最後の難関「鈴鹿峠越え」です。
ここが難関なのは、別に「峠道」だからではありません。
あの箱根峠に比べれば、「峠」を越えること自体は遥かに簡単そうです。
あの箱根峠に比べれば、「峠」を越えること自体は遥かに簡単そうです。
問題は、越えた後です。
峠を越えた先に、しばらく鉄道の駅がないのです(泣)
関西本線関駅付近から先は、次の鉄道駅は近江鉄道水口石橋駅までありません。
この間、峠をほぼ直線で越えるのです。
峠を越えた先に、しばらく鉄道の駅がないのです(泣)
関西本線関駅付近から先は、次の鉄道駅は近江鉄道水口石橋駅までありません。
この間、峠をほぼ直線で越えるのです。
おまけに、峠の周辺で利用できそうなホテルは、とても限られています。
今回の2泊2日(1泊は夜行電車)の旅。
途中、どこで泊るかで大いに悩みました。
今回の2泊2日(1泊は夜行電車)の旅。
途中、どこで泊るかで大いに悩みました。
峠を越えるバスもありません。
越えた先にはコミュニティバスが走っていますが、
これから歩く道を、先にバスで走りたくないです。
越えた先にはコミュニティバスが走っていますが、
これから歩く道を、先にバスで走りたくないです。
3案あります
A:初日は関宿まで、泊。2日目、土山まで行って、あとはバスで帰る
B:峠のふもとの国道沿いにあるバーベキューハウスに泊まる
C:峠を越えてしまう!宿泊出来るところはその先で捜す、そこまで歩く
A:初日は関宿まで、泊。2日目、土山まで行って、あとはバスで帰る
B:峠のふもとの国道沿いにあるバーベキューハウスに泊まる
C:峠を越えてしまう!宿泊出来るところはその先で捜す、そこまで歩く
あれこれ考えた末、
Aは初日ほとんど歩かず、もったいない
Bは宿が忘年会で満室?
Aは初日ほとんど歩かず、もったいない
Bは宿が忘年会で満室?
出発の前日までAかBで悩んでましたが、
イキナリCに決まりました(笑)
イキナリCに決まりました(笑)
峠の先で、利用できる宿の電話番号を全て控えて、
万が一のバス路線も調べ上げました。
あとは、二人の「足」次第ですね。
20キロ以上ありますけど、箱根八里に比べれば、楽勝?
万が一のバス路線も調べ上げました。
あとは、二人の「足」次第ですね。
20キロ以上ありますけど、箱根八里に比べれば、楽勝?
12月22日(土)
今回もムーンライトながらを利用。
今回もムーンライトながらを利用。

関西本線井田川駅、
本当に駅舎の跡形も何もない駅の前をスタートです。8:00
リュックの中には、2食分の朝食、マグカップ、帰りの電車用のマンガ本等が入っています、重い(泣)
とにかく峠を越えたいので、今回は急がないと。
でも、お散歩ですから、見たいものは見逃せません。
でも、お散歩ですから、見たいものは見逃せません。
亀山宿に入りました。9:00
ここは城下町です。特有のカギ状の道を歩くと、
亀山城が見えてきました。
ここは城下町です。特有のカギ状の道を歩くと、
亀山城が見えてきました。

城といっても、櫓がひとつ残っているだけなのですが、
それでも本物です。
お堀に映った姿は素敵です。城跡をさくっと見学。
なかなかイイ街ですね。
さらに進んで、関西本線を橋で越えて、東名阪高速の下をくぐると、
山が見えてきました!
これが目指す鈴鹿山脈?
山が見えてきました!
これが目指す鈴鹿山脈?

なんか、時代劇に出てきそうな雰囲気。

再度、関西本線を、今度は踏切で越えます。丁度列車がやって参りました♪
踏切の先は国道1号線。
それを越えると、分岐して関宿に入ります。10:55
この宿の入り口に伊勢神宮の鳥居があります。
ここは関西方面から伊勢に行く街道の分岐点なのです。
それを越えると、分岐して関宿に入ります。10:55
この宿の入り口に伊勢神宮の鳥居があります。
ここは関西方面から伊勢に行く街道の分岐点なのです。
さて関宿です。
ここの評判は分かれます。
良:町ぐるみで歴史的景観を保存している。電柱もない。えらい。
悪:テーマパークと同じ。見るからに新らしすぎてワザとらしい。
ここの評判は分かれます。
良:町ぐるみで歴史的景観を保存している。電柱もない。えらい。
悪:テーマパークと同じ。見るからに新らしすぎてワザとらしい。

ここに至るまで、旧道に残る旧家をたくさん見てきたので・・・
むしろ、新しい旧家風の家?があって、
並んで建っている本物の旧家の価値が逆に下がってしまいます(泣)
2階に上がれる場所があります(何故か表示がない)
ここから眺める宿の景観は良かったですよ。

でも、せっかく電柱をなくしたって、
旧家の前に自家用車がデン!と停まっているのです。
これじゃ、全く意味がないじゃない・・・
バカなんだな?
だからテーマパークなんて呼ばれちゃうんですよね。
ここから眺める宿の景観は良かったですよ。

でも、せっかく電柱をなくしたって、
旧家の前に自家用車がデン!と停まっているのです。
これじゃ、全く意味がないじゃない・・・
バカなんだな?
だからテーマパークなんて呼ばれちゃうんですよね。
団体客も押し寄せますが、それは宿の真ん中のみ。
端の方は、それなりに良い雰囲気がかろうじて保たれています。
端の方は、それなりに良い雰囲気がかろうじて保たれています。
でも、関宿より先ほどの亀山宿の方が面白いです(笑)
関宿を出ると、いよいよ鈴鹿峠に向かいます。11:55
うん、このペースなら、峠は楽勝で越えられますね!
(当初は、関宿で見るものが多くて先に進めないかと思いましたが・・・そんな心配なし(笑))
うん、このペースなら、峠は楽勝で越えられますね!
(当初は、関宿で見るものが多くて先に進めないかと思いましたが・・・そんな心配なし(笑))
国道に合流して進みます。

筆捨山という、筆で画が描けないほど美しいといわれた山?が右手に見えてきます。

筆捨山という、筆で画が描けないほど美しいといわれた山?が右手に見えてきます。
国道は、トラックがガンガン走ります。
意外と歩道は完備なので、怖くはないのですが。
意外と歩道は完備なので、怖くはないのですが。

国道から離れると、
三つ子山が見えてきました。
カワイイですね~
馬子唄会館に到着。入場無料。
「あいの土山、雨が降る~♪」
馬子唄と呼ばれる全く聞いたことのない有名な唄?がこのエリア一帯の大きな自慢なのです。
この先、土山宿を出るまで、このキャッチコピーがうるさく東海道に付き纏います(笑)
立派な会館です。有人です。お客は他にいません。何のために建てたのでしょう?
「あいの土山、雨が降る~♪」
馬子唄と呼ばれる全く聞いたことのない有名な唄?がこのエリア一帯の大きな自慢なのです。
この先、土山宿を出るまで、このキャッチコピーがうるさく東海道に付き纏います(笑)
立派な会館です。有人です。お客は他にいません。何のために建てたのでしょう?
でも、この会館で旧東海道の地図をもらいました。
これはラッキー!
この先、大いに役に立ちました。
これはラッキー!
この先、大いに役に立ちました。
坂下宿に入ります。
といっても、何にも残っていません。
すでにほとんど人家すらありません。
鉄道が旧街道に沿って作られなかった瞬間から、この宿は忘れられたのですね。
といっても、何にも残っていません。
すでにほとんど人家すらありません。
鉄道が旧街道に沿って作られなかった瞬間から、この宿は忘れられたのですね。
再び国道に合流。
ここから車道は上下別々に分かれます。それだけ需要は多いの?
歩道の方は、峠越えの間、途中2組くらいの人にすれ違っただけです。
ここから車道は上下別々に分かれます。それだけ需要は多いの?
歩道の方は、峠越えの間、途中2組くらいの人にすれ違っただけです。
国道と別れ、いよいよ本当の鈴鹿峠越えが始まります。

石畳の階段道をひょいひょいと登ります。
暑いです。汗かいちゃいます。
紅葉の落葉を踏みしめます。
もう少し早く来ていたら、紅葉がキレイだったでしょうねぇ
この峠の周辺は天候が変わりやすく、雨が降りやすいことで有名です。
先ほどの馬子唄も、それを唄ったらしいです。
今回、天気予報は珍しく、晴れ!
それでも途中、雲が多かったのですが、
とにかく雨に降られなくて良かった。
先ほどの馬子唄も、それを唄ったらしいです。
今回、天気予報は珍しく、晴れ!
それでも途中、雲が多かったのですが、
とにかく雨に降られなくて良かった。


峠の手前で、街道から少し外れて、鏡石という名所を見学。
ここから、眼下に鈴鹿峠を越える国道が見渡せます。怖いけど絶景ですよん。
昔は山賊の名所だったらしいです(怖)
森林を抜けたところが、峠の国境でした。14:08
あれ、あっけない(笑)

伊勢の国から近江の国に入りました。
三重県亀山市から滋賀県甲賀市です。
あれ、あっけない(笑)

伊勢の国から近江の国に入りました。
三重県亀山市から滋賀県甲賀市です。

大きな本物の常夜灯がありました。
その下をトンネルで抜けてきた国道と合流。
その先は、まっすぐな道を、ダラダラと歩きます。
途中、旧道が残った部分を見つけ出しては、そこを楽しみます。
でっかい高架橋が現れました。
これが第2東名高速の工事現場
天下の愚物ですね(泣)
これが第2東名高速の工事現場
天下の愚物ですね(泣)
田村神社に到着。征夷大将軍坂上田村麻呂の神社。

昔、旧道は川を渡ってこの神社の境内を通りぬけていました。
ところが少し前まで、ここに橋がなく、国道を迂回せざるをえませんでしたが、
最近、橋が再建されたみたいです。
この橋からの風景は、浮世絵の名場面になっています。

昔、旧道は川を渡ってこの神社の境内を通りぬけていました。
ところが少し前まで、ここに橋がなく、国道を迂回せざるをえませんでしたが、
最近、橋が再建されたみたいです。
この橋からの風景は、浮世絵の名場面になっています。
道の駅、あいの土山。16:00
ここでは、土山茶を無料で飲むことが出来ます。
これが美味しいお茶なのです。
自動給茶機の前にお客が大行列(笑)
おかげで併設レストランは閑古鳥です。
ここでは、土山茶を無料で飲むことが出来ます。
これが美味しいお茶なのです。
自動給茶機の前にお客が大行列(笑)
おかげで併設レストランは閑古鳥です。
たこ焼きを買って食べました。これも美味しい。
土山茶に良く合います。
土山茶に良く合います。
土山宿の中を歩きます。
伝馬館という旧道・宿場を紹介する施設がありました。
17:00までです。ギリギリで入れました。もちろん無料。
伝馬館という旧道・宿場を紹介する施設がありました。
17:00までです。ギリギリで入れました。もちろん無料。
ここはかなり楽しいです。
大名行列を模した人形の隊列とか、旅姿体験コーナーがあります。

はい。ポーズ(笑)
大名行列を模した人形の隊列とか、旅姿体験コーナーがあります。

はい。ポーズ(笑)
今日はここまでですね。
よく歩きました。
あまり評判の良くない民宿が近くに1軒だけあります。
よく歩きました。
あまり評判の良くない民宿が近くに1軒だけあります。
昔の旅人のように、その日の到着地でそのまま泊まることも、また旧道歩きの贅沢です。
今晩は、そこに泊まりましょう。
今晩は、そこに泊まりましょう。
素泊まり一人5,500円、消費税別!(笑)
他に客なし。サービスは最低。
でも他に選択の余地がないので仕方ありません。
もう、山小屋に泊まったのだと諦めましょう。
(あ、ここは土「山」でした(笑))
だったら、法外な値段でも仕方ない。
国道沿いなのですけど(泣)、平成の常夜灯のすぐそばです。
他に客なし。サービスは最低。
でも他に選択の余地がないので仕方ありません。
もう、山小屋に泊まったのだと諦めましょう。
(あ、ここは土「山」でした(笑))
だったら、法外な値段でも仕方ない。
国道沿いなのですけど(泣)、平成の常夜灯のすぐそばです。
早く寝て、明日は早起き!
せっかく泊まったのだから、早朝から歩きましょう!
せっかく泊まったのだから、早朝から歩きましょう!