1987年になりました。
いよいよ、あの時が訪れようとしています。
いよいよ、あの時が訪れようとしています。
国鉄分割民営化。
いろいろあって、
6つの旅客会社と1つの貨物会社に分割されることになりました。
国鉄の負債は清算事業団が引き継ぎ、いずれ税金で埋め合わせさせられるという、阿漕な仕組み。
6つの旅客会社と1つの貨物会社に分割されることになりました。
国鉄の負債は清算事業団が引き継ぎ、いずれ税金で埋め合わせさせられるという、阿漕な仕組み。
今更ですが、どうして国鉄は分割民営化されて、消滅したのでしょうか?
当時の一般国民の感覚として、
ぐうたらな国鉄の解体は仕方ない。
余剰人員が削減されるのも、自業自得の要素が強い。
競争原理の働かない公営はダメ、他の私鉄はうまくやっているのだから、民営化も仕方ない。
ぐうたらな国鉄の解体は仕方ない。
余剰人員が削減されるのも、自業自得の要素が強い。
競争原理の働かない公営はダメ、他の私鉄はうまくやっているのだから、民営化も仕方ない。
でも、何故分割するの?
結局、明確な理由はワカリマセンが、政府の言い分は、とにかく「分割民営化」ありきでした。
どこかの国がモデルになっていたのかな?
どこかの国がモデルになっていたのかな?
はじめは、本州は2分割が有力だったみたいです。
また、新幹線だけは別会社という案もありました。
本州は地方単位にもっと細分化すべきという案もありました。
また、新幹線だけは別会社という案もありました。
本州は地方単位にもっと細分化すべきという案もありました。
もちろん、地方からは大反発。
でも、3島(北海道、四国、九州)には、おまけを与えたことで、納得させました。
東北地方は、関東と同じ会社にしたことで、不満なし。
でも、3島(北海道、四国、九州)には、おまけを与えたことで、納得させました。
東北地方は、関東と同じ会社にしたことで、不満なし。
政治的には、この6社分割案は、非常に有効だったようです。
長野県からは、県内が3つに分割されちゃう、と突っ込みが入ったみたいですけど。
長野県からは、県内が3つに分割されちゃう、と突っ込みが入ったみたいですけど。
あまり知られていませんが。
当時、国鉄解体そのものに反対する、最後の論陣がありました。
社会党や国労みたいに、やみくもに既得権保持で反対するものではなく、論理的な反論。
当時、国鉄解体そのものに反対する、最後の論陣がありました。
社会党や国労みたいに、やみくもに既得権保持で反対するものではなく、論理的な反論。
国鉄解体の前年、
これまでの合理化が多少は功を奏して、
国鉄は単年度では黒字経営となったのです。
つまり、従来の債務を清算事業団に移管すれば、国鉄のままでも黒字経営は可能であるというもの。
国鉄のままでも、自主努力で改革できるではないか、という主張です。
(何しろ、汐留駅の土地を売却しても、債務の利息の何日分と言われていましたから)
さらなる生産性向上を追求するのであれば、
民営化は止むなしとしても、敢えて分割する根拠はない!
というもの。
分割すれば、生産性があがる根拠はあるのか!?
これまでの合理化が多少は功を奏して、
国鉄は単年度では黒字経営となったのです。
つまり、従来の債務を清算事業団に移管すれば、国鉄のままでも黒字経営は可能であるというもの。
国鉄のままでも、自主努力で改革できるではないか、という主張です。
(何しろ、汐留駅の土地を売却しても、債務の利息の何日分と言われていましたから)
さらなる生産性向上を追求するのであれば、
民営化は止むなしとしても、敢えて分割する根拠はない!
というもの。
分割すれば、生産性があがる根拠はあるのか!?
記憶が定かでありませんが、この論陣は、与党自民党内部から出ていたような気がします。
私は、ちょっとこの反論に期待したのですが・・・、
残念ながら、時は既に遅すぎました。
私は、ちょっとこの反論に期待したのですが・・・、
残念ながら、時は既に遅すぎました。
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国鉄分割民営化。
あれはいったい、どういう功罪があったのでしょうか。
あれはいったい、どういう功罪があったのでしょうか。
「国鉄」と「分割民営JR」
公共輸送サービスの維持、という最大の名目のためには、
どちらの方が、国民にとって幸せだったのでしょう?
同じ時間で比較出来ませんから、誰にも分からない永遠の謎です。
公共輸送サービスの維持、という最大の名目のためには、
どちらの方が、国民にとって幸せだったのでしょう?
同じ時間で比較出来ませんから、誰にも分からない永遠の謎です。
地方赤字ローカル線の処分は、分割民営化問題とは別に、粛々と進んでいきます。
残念ながら、国鉄でも、JRでも、たぶん廃止の基準は変わらなかったでしょう。
残念ながら、国鉄でも、JRでも、たぶん廃止の基準は変わらなかったでしょう。
その後の日本で起きた、民営化ブームを見ると。
残念ながら?、国鉄分割民営化は、一応成功、ということのようです。
これを範として、非生産的公営事業は、次々と民営化されました。
残念ながら?、国鉄分割民営化は、一応成功、ということのようです。
これを範として、非生産的公営事業は、次々と民営化されました。
ところが、
昨年起きた福知山線の事故の時、一部のマスコミで、ここぞとばかり民営化を非難する論調が噴出しました。
なんか、奇妙でした。
JRに全責任があるのは当然ですけど、
国鉄だったら事故は起きなかったと、言わんばかり。
国鉄だったら、キチガイ運転士に運転させなかったのかな?
昨年起きた福知山線の事故の時、一部のマスコミで、ここぞとばかり民営化を非難する論調が噴出しました。
なんか、奇妙でした。
JRに全責任があるのは当然ですけど、
国鉄だったら事故は起きなかったと、言わんばかり。
国鉄だったら、キチガイ運転士に運転させなかったのかな?
私が一番残念なのは、新幹線建設ですね。
民営化されれば、政治の介入はなくなり、無駄な新幹線工事も当然なくなると思っていました。
でも、結局、地方エゴには勝てず、国鉄時代と全く同じことが繰り返されています。
並行在来線が廃止されてしまう分、かえって罪は深いです(泣)。
民営化されれば、政治の介入はなくなり、無駄な新幹線工事も当然なくなると思っていました。
でも、結局、地方エゴには勝てず、国鉄時代と全く同じことが繰り返されています。
並行在来線が廃止されてしまう分、かえって罪は深いです(泣)。
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歴史の振り返りはこの位にして
(以上は、私のうろ覚えの記憶ですからアテになりませんよ)。
(以上は、私のうろ覚えの記憶ですからアテになりませんよ)。
個人的な最大の関心は、
民営化分割されちゃうと、直通して走る列車はどうなってしまうのか、という心配でした。
例えば、東海道本線の列車は、全部熱海駅止まりになってしまうの?という危惧。
民営化分割されちゃうと、直通して走る列車はどうなってしまうのか、という心配でした。
例えば、東海道本線の列車は、全部熱海駅止まりになってしまうの?という危惧。
でも、直前に出た時刻表を見ると、
列車のダイヤはあまり変わっていませんでした。
なーんだ。
ちょっと安心。
表示の仕方が、東海道本線が熱海駅で改稿してしまい、ちょっと見難くなりましたけど。
まぁ、これくらいなら許しましょう。
列車のダイヤはあまり変わっていませんでした。
なーんだ。
ちょっと安心。
表示の仕方が、東海道本線が熱海駅で改稿してしまい、ちょっと見難くなりましたけど。
まぁ、これくらいなら許しましょう。
(もっとも、この時の心配は、その後のダイヤ改正毎に現実となってしまいました、泣)
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民営化、
分割の是非、
余剰人員、
巨額の債務問題、
さまざまな矛盾を抱え込みながら、
国鉄消滅のXデーに向けて、歴史は進みます。
分割の是非、
余剰人員、
巨額の債務問題、
さまざまな矛盾を抱え込みながら、
国鉄消滅のXデーに向けて、歴史は進みます。
今日は、本当は、国鉄消滅Xデーの話、のはずでした。
でも、あまりにも前置きが長くなってしまいましたので、これは改めて次回とします(笑)。
でも、あまりにも前置きが長くなってしまいましたので、これは改めて次回とします(笑)。
それだけ、国鉄への想い入れが強いわけですね。