2005年夏、越美線横断の旅、ついに越美南線・北線のバス&徒歩横断に成功! | FC2に移転しました(線路巡礼)

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05年夏、越美線横断の旅。
愛知万博から続く旅もいよいよ佳境です。

でも、その前に、越美線のことを熱く語る、長い前置きです。(笑)


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(越美線横断への挑戦!)

国鉄越美南線(美濃太田~北濃)と越美北線(九頭竜湖~福井)縦断の旅。
「越美」とは、「越前」と「美濃」のこと。
もともと、岐阜(名古屋)と福井を結ぶ、本州横断鉄道のひとつとなる予定の路線でした。
でも、需要が見込まれずに、未完成区間(北濃~九頭竜湖)の工事は行われずに、そのまま放置。
美濃白鳥(北濃より少し手前)と九頭竜湖の間に、夏季限定で国鉄バスが運行していました。
途中のダム湖(九頭竜湖)が、一応、観光地なのです。

私は北線、南線とも乗車したことがありますが、この連絡バスを使って横断したことがなかったのです。

国鉄崩壊後、南線は長良川鉄道という第3セクターになってしまいました。
でも、それ以降もこのバス(JRバス)は夏季限定ながら走っていました。
いつか、乗りに行こうと思っていたら・・・、2002年9月にこの連絡バスも廃止されてしまったのです。

大ショックです。

でも、泣きながら調べていたら。
北濃駅、九頭竜湖駅からそれぞれ町営バスが運行されており、その終点の間(県境)を歩けば、連絡は理論的には可能である。との記事を発見しました。

でも、実際に歩いてみた、という記事はありません(笑)。
さらに詳しく調べると、それぞれ、1日3往復のバスがあります。日曜日は運休。
県境の両バス停間の徒歩連絡区間は、10キロ近くありそうです(5キロ+ちょっとかも)。
バス便の都合で、1日で横断するためには、利用できるバスも限られます。

それでも、実行しましょう!
と、意気込んだのが、04年の夏。

ところが・・・。
7月に大型台風がこの地方を襲い、越美北線は全線不通に追い込まれてしまいました。
JRは何故かこの路線を見捨てず、北線はなんとか復旧しましたが、現在に至るまで、いまだに一部区間はバス連絡を続けています。

それでも、ついでにこのバス連絡を体験するのもいいな、なんて考えていたら・・・。

県境の道が、土砂崩れで不通。歩けません。
復旧の見込みは当分なし。

またしても、計画中止(泣)。

雪が降れば、工事すらできません。
越美南線北線横断の夢は、消えたかに思えました・・・。


05年の夏。
しつこく現地の土木事務所に問い合わせて、なんとか県境の道が復旧したことを確認できました。
なかなか、ここを歩きたいと説明しても、理解されないのです(笑)。

さて、今度こそ・・・。
と思ったら、今度は熊の出没です(泣)。
この県境に出現したわけではありませんが、この夏はこのあたりの住宅地にまでクマが出没して大騒ぎ。
とにかく、現地がどういう場所なのか、全く不明です。
一人旅で、熊と遭遇しても困るなぁ。

ここで、愛知万博とグルメの旅計画が浮上しました。
越美南線北線の旅は、これと合体!夫婦で実行することとなりました。
ウチの奥さんは、熊よけでしょうか?(笑)

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説明がすごく長くなりましたが。
再び2005年8月28日(土)

本州を横断する越美線(勝手に名前をつけてみました♪)の旅がようやく始まりました。
(名鉄)新名古屋8:30→新鵜沼9:06
(JR)鵜沼9:19→美濃太田9:29
(長良川鉄道)美濃太田9:50→北濃11:44
と、美しい長良川に沿って順調に北上します。

長良川鉄道は、好きです。
第3セクター鉄道というのは、見掛け倒しの余計な投資をして、自滅していく会社が多いのですが。
ここはエライです。鉄道設備にほとんど手を加えていません。
昔の国鉄時代の越美南線そのもの。好感触。
誠に勝手ながら、線路巡礼者としては、美しい線路がそのままであることが一番重要です(笑)。


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越美線の線路が途切れる終着の北濃駅から、少し先に線路は伸びています。
長良川鉄道の廃車?がここに留置されていること、構内の転車台に説明版が付いたこと、
これを除くと、北濃駅は国鉄時代と全く変わっていません。

駅前には道路と、長良川(支流?)が流れます。
川に沿って、この道を北上します。
次は、郡上市自主運営バスです。
既に民間バス会社には手に負えない究極の僻地バスということですね(笑)
このバスは、美濃白鳥駅が始発、この道を通って桧峠を越え、上在所という奥地まで行きます。
1日3往復。しかも日祝日は休み。
意地悪?なのか、北濃駅にはバス停がないのです。
他の民間バスのバス停はあるのですが?謎です。
しばらく川沿いに歩き、川が分かれる、「前谷」というところに着きました。
ここにやっとバス停がありました。
しばらく待ちます。

本当に、バスは来るのかな?

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12:32。小さな自主運営バスがやってまいりました!
お客さん、ゼロです(笑)。

運転手さんとおしゃべりしながら(笑)、細い山道をくねくね曲がりながら進みます。
檜山峠というかなり勾配のキツイ峠道です。
途中に、阿弥陀が滝という有名な滝があるのですが、立ち寄る余裕はありません。
でも、車窓から見ることが出来ました。

檜山峠を越えると、道は一気に下っていきます。
面白いのは、この峠が県境ではないのですね。


13:02、石徹白というバス停に着きました。バスは、ここから北の方に進みます。
越美線を旅する私たちは、ここで下車します。
(ちなみに、バス停は「いとしろ」と読みます。難し!)

仮に越美線の工事が行われていたら、バスに乗ってきた区間は、絶対に長いトンネルでしょう。そして、ここが石徹白駅かな。

いよいよ徒歩連絡の開始です。
地図を頼りに西に向かって歩きだします。
とにかく、2時間半で県境を越えて福井県の和泉家族旅行村というバス停まで行かねばなりません。
事前の情報で、平らな道、とは聞いているのですが、どんな道なのか、歩いてみないとわかりません。
熊が出るかも?

意外と、沿道に集落はありました。

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きれいな川が見えてきました。
これは日本海側に流れる九頭竜川(支流?)でしょうか。
この川にそって、歩きます。
本当にきれいな川です。
時間が許せば、本気で泳ぎたかったです。

小さな車が時々通ります。
ここは、釣りが盛んなのですね。
もっと、誰も利用しない辺境の道を想像していたので、妙に安心?

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川幅が広がったところに、いきなり県境をしめす標識が出現。
越美線は福井県に入りました。

残念ながら山道になります。
川を左手の下に見ながら、歩きます。
土砂崩れ跡を発見。ここのせいで昨年は歩けませんでした。
でも、おかげで夫婦でお散歩できて楽しいです。
本当に景色の素晴らしいハイキングコースです。奥さんも大満足。

ダムが見えてきました。
そろそろ、和泉家族村というのが見えてこないと困るのですが・・・。
地図はありますが、バス停の正確な位置は分からないのです。

やっと、先のほうに家族村らしきものは見えてきましたが、バス停はありません。
もはや歩いていられません。
奥さんが上り坂を走りだしました!

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坂をのぼったところに、和泉家族旅行村の入り口があり、そこにバス停がありました。

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周囲には何もなし。
すぐに、折り返しのバスがやってきました。
間に合って良かった。
走らなかったら、乗れなかったかも。

14:55、和泉地区コミュニティバスに乗ります。
これも、乗客ゼロ。途中から少し乗ってきましたけど。
運転手さんの説明では、清水国明という芸能人の故郷らしいです。

九頭竜川にそってバスは進みます。
沿道にキャンプ場あり。泳げそうです。

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15:10、九頭竜湖駅に到着しました。
越美線は、再び線路にたどりついたのです。
九頭竜湖駅の線路は、前回に来たときに比べ、少し短く整理されていました。残念。

このバスと越美北線は、どちらも本数が極端に少ないのに、全く連絡を考えられていません(泣)。

次の列車まで、2時間半もあります。

九頭竜の町を見学。
九頭竜湖は、ここから遠いのです。
おまけに、ここまで来ると川はきれいではありません。



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駅前に恐竜が2匹います。大きいです。親子かな。
ここは、恐竜時代の化石で有名なのです。

駅併設の産地直売センターでスイカを買いました。
美味しいですぅ。
そしたら、いきなり恐竜が動き出したのです!
ビックリ。
ガォ~と、口を開け、首を振ります。
怖いよぅ(笑)。
幸い、熊には襲われませんでしたが、恐竜に襲われてしまいました(笑)。

近く(徒歩20分?)の国民宿舎に温泉があり、入浴。
再び駅に戻ります。
他に行く場所ありません(泣)。

でも、入浴後のビールは最高でした。

恐竜親子に別れをつげて、越美北線の列車に乗ります。

九頭竜湖18:48→越前大野19:16
このまま越美線の旅を続けてもいいのですが、もう暗いです。
せっかくなので、旅の続きは明朝に残して、今日はこの大野市に泊ります。


ブログが、また5000字を越えてしまいました(泣)。
まだ続きます!