
九州13日間大旅行から帰宅後、中二日あけて、北海道11日間旅行に出発しました。
なんでこんな無茶な旅程を立てたのかというと、九州同様、この年の10月改正で急行列車の大部分が消えてしまうから乗っておきたいということ。
上野から長岡経由で青森駅へ。
初めて青函連絡船に乗りました。もちろん、北海道も初めてです。
当時は、渡道は青函連絡船が未だ主流で、北海道の鉄道ダイヤは函館中心でした。
この時初乗りしたのは、
上越線、羽越本線、奥羽本線、青函連絡船
函館本線、胆振線、幌内線、万字線、歌志内線、上砂川支線、深名線、宗谷本線、天北線、興浜北線、宗谷バス(北見枝幸~雄武)、興浜南線、渚滑線、名寄本線、白糠線、石北本線、湧網線、池北線、手宮線(徒歩)、根室本線、千歳線、室蘭本線、士幌線、国鉄バス(帯広~日高町)、富内線、江差線、松前線
東北本線、常磐線
10日間とはいえ、これだけ一気に乗ったので、ローカル線の終着駅の印象があまりに希薄です。
なんといっても今回もカメラを持っていかなかった事は一生の不覚です(泣)。
特に、道央の石炭がらみの4つのローカル線は、今回一日で廻ってしまったので、今となっては、ほとんど区別がつきません。
幌内線幾春別駅
万字線万字炭山駅
歌志内線歌志内駅
函館本線支線上砂川駅
なんか、もったいないことしたなぁ、と大反省です。
乗れただけでも良しとしましょうか・・・。
今回、急行列車乗車に凝りました。
一番良かったのは、急行「いぶり」です。
札幌→苫小牧→伊達紋別→倶知安→小樽→札幌
完璧な環状列車です。右回り、左回りがあります。両方とも乗車できました。
当時、定期列車としては、日本唯一の環状急行列車ではないでしょうか。すばらしいです。
(山手線と大阪環状線は急行列車ありません)
今回も、全て車中泊です。青函連絡船、からまつ(普通夜行列車:釧路~小樽)、すずらん、大雪、狩勝などにお世話になりました。
一晩だけ、時間を間違えて札幌駅前で野宿をするハメになりました。この時は筆舌に尽くしがたい、本当にひどい目にあいました。おかげで、野宿したのはこれが最初で最後です・・・。
同年10月、運命の国鉄再建法案が成立していました。
世間は、未だその威力を認識していませんでした・・・。
(2012.1追記)
このときに利用した周遊券をアップします。下車印がスゴイ!