先だって、小説と音楽それぞれの師匠がほしいとのたまいましたが。

とりあえず、ついん⭐︎どらごん!?を目下の師匠に据えさせていただくことにしました。


芥川龍之介さんと坂本龍一さん。

奇しくも、ふたりともお名前に龍が使われているという。

んで、ついん⭐︎どらごんて、、、なんか軽いなあ、失礼千万😱


今回は僭越ながら、坂本龍一さんを選ばせていただいた不思議なシンクロ話をしようかと。


カッコイイし、作品も面白いなあとは思うんだけど、めちゃくちゃ感銘を受けたとか、大ファンとかだったわけではないのです。←またまた失礼千万!😱

ただし、いま没後ブームで関連書籍が非常に入手しやすいのは助かります。


YMO一大ブームのころはまだ生まれてないか物心ついてないかで同時代に音楽体験その他があったわけでもないし。

その後も、なんか佇まいや立ち位置がカッコいい、とは思っても、こちらの知識不足で作品はまだよく理解できていなかった。


純粋に音で、どーん、と雷に打たれたように衝撃を受けた存在はまたべつに、本田海月氏という私のシンセ小僧の神様がおられるのでありまして。

いわゆるシンセサイザーの音色でここまでエモーショナルな体験をさせられる点においては本当にこのかたによるものを超えたことは、いまだにないから。

正直をいえば、そりゃ一番師匠になってほしいかたはこの方なんだけれども、、、質問したいことだらけ。まあ現実的に無理だとは承知していますが。

もっかは宮崎駿さんの新作映画、『君たちはどう生きるか』の話なんですが、、、あれ?!

ライブのMCで言及されたらしいので、私もたまたま見たばかりでこれはたのしいシンクロだなあ、と。どの点がいちばんそこまで引っかかっておられるのでしょうか。


月曜日に新作ちょっと気になるんだよねと口にしたが最後、じゃいまから行こうと友人に引きずられて映画館に急遽闖入したのですが、作中のメタファーや象徴や暗示やラストやその他いろいろめちゃくちゃあれこれ考えたことがあって。友人とも出てきてからあれこれ話したし、アメブロでも自分なりの解釈や分析を書いてもいいんですが。タイミング的にそういうのちょっと野暮かな。

もし、誰か興味あったら直接聞かせて聞いてクダサイてか?需要なさそう。

巷の感想は真っ二つのようですが、とりあえず私は高評価を付けるほう、ですね。

映画じたいの内容以外にもちょっと考えたことがあって、そちらについてはここで書くかもしれません。

映画音楽についてもいろいろ考えましたよ。久石譲さん、やはり絶妙な匙加減、うまいですね。



話を戻して。

坂本教授は残念ながら先日お亡くなりになられてしまったわけですが、その後読んだ新潮文庫の『音楽は自由にする』が純粋に読み物としてめちゃくちゃ面白かった。57歳くらいまでの自伝的な随筆でしたが、それまで抱いていた教授のイメージががらりと変わりました。お、教授、結構、、、バンカラ、荒っぽいぞ!?軽くひねくれていて破天荒なところもあり、人間くさくて魅力的なかたかも。これは、モテるでありましょう😅

雰囲気あるし、非常にクレバーだけど、小室哲哉センセイのおっしゃっていた貴族的な感じは、私は文章からはまるで受けなかったです。

まあ、それはそれで忙しくて切羽詰まった日々に通勤電車の往復で一気に通読してしまったわけですが、いったんはそこで完結。


さらに日が経過して、ギリギリ神経が張り詰めてきた際にはだんだん聴く音楽も変わってきて。

歌のないもの、さらに再びクラシックに流れていきました。

それも聴き入らない、あまり馴染みがないものに。

ある日、Apple musicでアトランダムに、ものすごくいい加減にクラシックのさまざまな曲を聴くともなしに流していたら。

不思議に惹かれる面白い曲に出会ったのですね。

軽く衝撃的な感覚もまた。

私自身の音楽のルーツをなぞるような、どこかアジアンな、一方でキリスト教の古い教会音楽のような、、、不思議に懐かしい。

なんだろう、この曲。

それが、ドビュッシーの一曲しかない、弦楽四重奏でした。


ん?!

なんか、くだんの『音楽は自由にする』に、教授が中学二年生のときに叔父さんから借りたレコードでドビュッシーに出会って、衝撃を受けて一気にハマって自分がドビュッシーの生まれ変わりだと信じてサインまでドビュッシー、って書いて練習していたって記述があったことを思い出し。


少年時代の教授は、ドビュッシーの何に出会ってそこまでハマったって書いてあったっけ、と、再度本を探し手に取りページを繰って確認してみたら。

なんと。

くだんの、弦楽四重奏、でした。

うわあ、、、ちょっと鳥肌が。

すごく素敵なシンクロ、、、!


それで、遠い存在だった教授の作品の作られてゆく思考過程が非常に気になりはじめ。

根っこの感性に非常に烏滸がましいけれども教授と共通のものが私にもあるのかもしれない。

だとすれば、もう一度楽典や音楽理論をかじりはじめたいまなら前よりもすこしは楽曲が理解できるかもしれない。


ずーっと状況が落ち着いたら読もうと取っておいた自伝の続きのような随筆、『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』を読みはじめたタイミングで。

ちょうど書店の店頭で『坂本龍一の作曲技法』という、20年ほど前に出版されたキーボードマガジン編集部の監修のムック本が再版されているのを見つけたのでお買い上げ。

前半は教授のソロアルバムの紹介と、その際のインタビュー記事。

後半は代表的な楽曲のピアノスコアと渋谷慶一郎さんの楽曲分析。←このお名前もね、、、後から気づいたんです。世の中狭いというか、なんともはや。


ちょっとまだまだ全曲はいまの自分のスキルでは弾けないけれど、おお、楽曲分析の記述のほうはどうやら理解できる。インタビューも含めてブラームスの間奏曲集やマタイ受難曲やら出てくるクラシックの作品も私の趣味と結構一致するので、やはり興味深い、面白い!!

まだ手元に鍵盤置いて鳴らしながらではありますが、理屈もなんとか、、、。

ただ、残念ながら解析の記述に応じて、頭の中で自動的に音が鳴るわけではないのです。

そこが辛いところなんですよね。

逆も然りで。

音色の分析はそのさきでやっていこうかな、なんて。←そこまで耳が良くないのでいまいち自信がないのですが。

それに、普通の勉強もそうだけど、わかる、と、できる、は違うから😢



もっともっとピアノもうまくなりたいんですけど、実はショパンやリストを華麗に弾きたいわけではないの。

ブランクがあまりにも長いし、再開してようやく一年、まだまだ下手くそでいまからそこまでのレベルまでいけるとも思っていないし。

それでもここのところ電子ピアノの限界を感じていて、先生にも今日指摘されたばかりで。

ううむ。


べつに衣食住その他贅沢したいわけでもないし、身の丈に合った暮らしで結構ですが。

グランドピアノとクラシックオルガン+シンセ数台その他置いてある防音室が欲しいです。

、、、いや、それは普通に贅沢というものだから!

全く才能もないというのに、どうしてこんな💦


グランドピアノは1000万コースの舶来のコンサートグランドなんてとてもとてもいらないからヤマハのそこそこのでいいけれど、それ以外にあれもコレも、、、物欲わーるど炸裂💦


まずは都内か横浜市内で全部同じ場所に置ける部屋ってのも。私はソレでは仕事にはならないのに。

だいぶ機材資金用自動積立は貯まってきたけど、宝くじとかも合わせて買うかなぁ?!



はてさて、アクシデントがあってほとんど音楽から離れていたのに。

ダミアン浜田陛下の雑誌記事に出会い凍結した封印を解かれ、創作したい気持ちが一気に解凍されて。←最近知りましたが、まさかあの聖飢魔IIと誕生日が一緒なんて。ちょっとスゴいシンクロです。信者さんではないけど、コレは自慢できるかも。


不思議な夢と弁財天さまにぐいぐい引きずられ。

ご先祖さまの悪戯の出会いで、ウン十年ぶりに楽器を手にする気になり。

シンセとピアノとパイプオルガンを弾くだけで飽き足らず作曲までやりだして、音大に理論の聴講に行き。

、、、ここまで来ちゃいました。我ながら、驚いています。

さあ、どこまで行けるんでしょう?!