------------------------------------------------
先日の。
ZOOM講座の回答にも何度も登場した消化力。
もしかしたら、あまりなじみのない言葉だったかも
知れません。
消化力とは。
食べた物を消化・分解する力のことを言います。
私たちは。
食べた物からではなく。
消化・吸収したもの。から身体を作っています。
ですから。
身体に吸収させるためには、きちんと消化・分解されて
いることが大切なんですよね。
消化・分解できなかったものは
アーユルヴェーダ的に、未消化物(アーマ)として、
色々なトラブルを起こします。
酵素栄養学的にいうと。
腸内環境の悪化です。
腸は私たちの最大の吸収器官。
腸から吸収された栄養が、血液に乗って
60兆個の細胞に届いています。
その腸の中に。
未消化のたんぱく質が入り込むとどうなるか?
腸の温度は体温プラス1℃くらいと
言われていますから。
37℃くらいの密室で。
しかも湿気たっぷりな環境に。
肉や魚や乳製品を半日や1日置いとくと・・・
今・・・嫌な臭いしてきました? 笑
腸は最大の吸収器官だけど。
身体に必要なものだけを吸収する機能はなくて。
腸壁をすり抜けられるものなら何でも吸収してしまいます。
その前に。
腸壁が腐敗したたんぱく質で荒れてしまうんですけどね。
ここ詳しくかいてるとリーキーガット症候群まで
及んでしまうので。
また、後日にしますね。
昨日のブログでは添加物が消化できない。と、
言うことをお伝えしました。
もちろん。
添加物そのものの化学変化も問題ですが。
消化できない。
と、いうことも大問題なんです。
だから。
なるべく。
身体に添加物は入れて欲しくないんです。
で。
この消化力。
結構、扱いが難しい。
季節や環境。そして、感情とも大きく関係しています。
どうやったら。
消化しているか?していないか?が分かるの?
と、思われた方は朝歯磨きをする前に、自分の舌を
観察してください。
前の日に、重たい食事をしたり。
夜、遅くに食べたり。
した翌朝の舌は白くなっているはずです。
この白い舌苔(ぜったい)は、腸管の汚れを表していると
アーユルヴェーダでは教えています。
歯磨きの後に、やさしくこそげてあげると取ることができます。
インドではタングスクレーパーといって
こんな↓のが一般的
日本では、ブラシも多く見かけますが、
味蕾を傷つける可能性があるのでオススメできません。
スプーンの縁を使うと結構簡単です。
舌を健康に保つことは口腔内の健康にも
繋がるので。
ぜひ。
お試しください。
消化力
健康でいるためには本当に大切です。
ここで。
大サービス 笑
消化不良にならないための知恵をご紹介。
・ムシャクシャしている時、怒りがあるときは絶対に食べない
・必ず座って食べる
・お腹が空いた時だけ食べる
・冷たい飲み物や食べ物は極力減らす
・きちんと消化するまで、次の食事を食べない
(例えば、軽い食事の場合は2~4時間、しっかり食べた場合には4~6時間、次の食事まで時間を置く)
・食事と一緒に白湯をすする
・なるべく、できたての料理を食べる
・調理にハチミツを使わない。熱したハチミツは未消化物を作ると考えられている
・消化を助けるために、胃の1/3~1/4は空にしておく
・乗り物の中で食べない。
・冷たいものより、温かいもの。
・加工したものより、新鮮なもの。
ぜひ。
参考にしてみてください。
では。
今日はこの辺で。