今日は突然東京リベンジャーズを見てみた。めざましテレビのキャンペーンとか、いろいろな世間の状況とかで、見たさ最高潮に達してしまったようだ。

 

なんかわからないが高校生(?)の間で犯罪レベルの闘いが次々繰り広げられ、どうなるか気になって一応最後まで見ているのだが、私はめまいがしっぱなしだ。

 

マイキーもドラケンもタケミッチもとってもいいヤツラだというのはわかるが、仲間を助けたいならなぜすぐに110番しないの?肝臓まで刺した?殺人事件?え?なぜ119番しないの?ガラケーだのなんだのと言いながら携帯持ってたよね。

 

もう怖すぎて、スマホで脅えて鑑賞しながら、こんなの映画館で見るのってどんな感じ?2000円も払ってこれを?などといろいろ考えてしまう………………………………はっびっくり 違う!

 

私は日々お世話になっている春ドラマから、ジェンダーについて考えていたのだ。

 

特にフジTV「私のお嫁くん」、NHK「育休刑事」は、家事、子育ては女性だけのものと思うべきではないという前提に立った意欲作である。両作とも女性がキャリアを確立しており、育休刑事に至っては妻が警察の捜査一課長を務めている。同時に視聴している朝ドラ「らんまん」の女性は酒蔵に入ってもいけないだの、妻は女ではないだのと言いだす社会に比べてまさに別世界。こうなったらいいね、という願望も込められている。

 

このような物語を普通に目にしながら男女が協力して家庭を作ることを普通と思う世代が育っていくのだろうか。社会はどんどん変わっていくように見える。ただ「らんまん」のような考え方はこの時代から百五十年くらいたった今も根強いので、世代交代を繰り返さないと難しいのだろう。とりあえず私は「私のお嫁くん」の赤嶺さんがとっても気になる今日この頃である。