2022年紅白歌合戦、去年同様NHK+で年が明けてから見ればいいかな~と思っていた。とはいえ、ちょっと見てみようと9時過ぎにNHK+で見始めたところ、止まらなくなってしまい、結局就寝前にほとんどを見てしまった。。。

 

いつからか、紅白ではじめましての方が増えている。そして、それが嬉しい近年だ。

 

今年印象に残ったのは緑黄色社会、Saucy Dog、Vaundyなど、深い歌声と音楽や歌詞に感動した。これがなければ歌詞(紅白は字幕つきなのだ)と顔を見ながら彼らの音楽を聴くことはなかったろう。セカオワのHabbitもよくわからん歌だと思っていたら、歌詞付きでしっかり見たらとてつもなく好きになった。新しい音楽が毎年生まれていくので、アラフィフの私にはついて行きがたい。そんな中、その年の厳選されたアーティストの音楽が知れるこの機会は本当にありがたい。

 

というわけで、NHK+の力を借りて追いかけるようにして、2022年内+1時間余りで何とか大方の視聴を終えたわけだが、その途中、タブレットを見ながらテレビも消音でつけるというカオス状態で見ることになった。

 

自分でもあほらしいと思うが、テレビで十分視聴すると投票権が得られるというニンジンにつられてしまったのだ。今回、リアルタイムで見るとツイッターやdボタンで参加できる特典がいろいろあり、大みそかハイと合わせて、これはNHK+で見りゃいいってもんじゃないっていう気分にさせる効果絶大だったのだ。(結局私は2票の投票権をゲットした)

 

あれだけバラエティ豊かなアーティストが出演しており、様々なファンの方がいらっしゃるだろうから、応援したいその気持ちを煽る粋なはからいであり、戦略である。

 

さてさて、今回は、橋本環奈さんの優秀な司会ぶりにとても感心したのだが、私の目がさらに☆☆☆になったのはなにわ男子のキラキラパフォーマンスを見た時だ。2021~22はジャニーズが何だかんだと言われて悲しい気持ちになったファンの方も多いだろうが、なにわ男子の皆さんのきらきらさを見ていたら、ジャニーズはまだまだ大丈夫だと思った。このキラキラ感覚は10年くらい前に同じく紅白で初めてちゃんと嵐を見た時に感じたトキメキと同じであった。

 

なにわ男子は一人ひとりをいろいろな場で見ることが多かったのだが、全員がそろってステージで歌っているのは初めて見た。プロフェッショナルなキュートでハッピーなパフォーマンス。これは老若男女の支持を集めるのも頷ける。私だってリアルタイムで見ていたら、彼らの舞台演出を豪華にするためにいいねの一つや二つ惜しみなくしていただろう。彼らがずっと仲良しで、皆さんをハッピーにする活躍を続けて下さることをとってもとっても応援したいアラフィフ女ここにあり、である。

 

紅白の在り方について様々な立場で様々な意見があることは承知しているが、毎年少しずつアップデートしていく紅白を見るたびに、やっぱり見る価値ありと感じる視聴者も多いのではないかと私は思うのである。制作陣の皆様、楽しい番組をありがとうございました。