私の感想なんて取るに足らないものではある。

しかし、書かずにはいられずまた書いているのである。

 

戦乱の世は私利と陰謀が渦巻いている。

否、それは今の世も同じであるし、生き残るためには策略を巡らすしかないのだろう。

それにしても裏切りによって尊い命が奪われすぎている。

はっきりと描かれておらず、まだ生きているのかも知れないが、龍雲丸と仲間達までがその犠牲になっていくというのが今日の回だ。

 

自由な雲のように仲間と共に逃げてしまえば、自由な日々が続いたのに。

直虎と出会っていなかったらそうであっただろう。

直虎と出会うことなく、自由な盗賊として生きていた方が幸せだったのか。

それとも直虎と出会って、純粋により良い世の中を目指すその手助けに尽力し、

結局そのしがらみに絡め取られて命を落としても、それはそれで意味のあることだったのか。

 

私にはどうしても前者のように思えてしまう。

 

自由な野生動物を人間の都合に合わせて飼い慣らすような感じ。

昨日テレビでやっていた、ライオンファームと呼ばれる場所で銃で殺すために育てられるライオンにも通じるような。人間はそんなにえらいのか?考えてしまう。

 

「やっぱり龍雲丸は生きていた。」そんな展開を来週は期待したい。