いつもは月曜夜にやっている「鶴瓶の家族に乾杯」を朝から見てしまった。訪れたのは茨城県、ゲストは沢村一樹さんの回の再放送。朝ドラ「ひよっこ」とのタイアップだ。

 

曜日も時間帯もいつもと違うが、連休中なので受け取る側の私の心持ちもいつもと違う。

 

番組が終わって、さだまさし氏の歌声と共にエンドロール的なものが流れる頃には心がほのぼのと温かくなる、だけでなく、この豊かでありながらどこか質素な国の平和な時代に生きている幸せをしみじみと感じた。

 

家族のあり方は様々で、今日出演した漁師のおじいさんもおっしゃっていたが「人生は波瀾万丈」である。しかし、どの町にも家族が寄りそって暮らしていたり、一人で暮らしてはいても近所で助け合っていたり、ごく普通の善良な人が善良なコミュニティを形作っている。

 

いがみ合っていたり、人を陥れたり、犯罪が起きたり、どうしても周囲にとけ込めない人だっている。しかし、あくまでマジョリティは善良な人たちの善良な社会なんだろうと思う。過疎化や、無縁社会、孤独、貧困化など多くの問題が囁かれながらも、こんなに真面目に生きている人たちが一生懸命生きて、この社会を支えているから、世の中は穏やかに回っている。戦乱の絶えない国の人たちがきっと望んで止まないもの。通常命の危険なく、こうして多くの人が笑顔で暮らしている。

 

人間てなんだかいいね、なんて思ってしまうのは連休のなせる業に違いない。来週はまた殺伐とした日々がやって来る。

 

私も真面目に人の迷惑にならないように、できれば少しは社会のためになるように生きていこうと思う。

 

またNHKについて書いてしまった。 ※NHK関係者ではありません!