今日も話題はパクチーである。パクチーがそんなに好きなのかと問われると返事に窮するが、昨日ブログを書いた後、ちょっと調べてみたらパクチーの種の秘密がわかってしまったのだ!

 

パクチーの種(球形)は、2つの種が合体したものだというのだ!買った種によっては、2つに割って水につけてから撒くように袋に指示があったりするらしい。え~!!!!!私の買ったのにはそんなの書いてなかったし!まあ、知らなかったからこそ、芽が出てきた時の新鮮な驚きを味わえたのでいいとしよう。

 

昨日は「夫婦草」という名がふさわしいようなことを書いたが、こうなってくると「双子草」という名前はどうだろう…などと考え、実際どうなのだろう、と念のためパクチーの和名を調べてみた。(どれだけパクチーのことばかり考えているのか!)正式な和名はコリアンダーがなまったような「コエンドロ」だそうな。そして、俗名「カメムシソウ」。うーん、私が思い描いたような好意的でクリエイティブ、かつ日本人的感性を駆使したものとはほど遠い。

 

私にはカメムシの臭いというのがよくわからないのだが、パクチーとカメムシのにおいの化学成分は共通しているらしい。さらに!コリアンダーの語源に当たるギリシャ語のKoriandronの"Kori"の部分は「カメムシ」の意味だと出ていた。古代ギリシャ人、恐るべし。化学成分を調べる術はなかったと思うが、直感で共通性を見抜いていたのか。熊本城の石垣も戦国時代に積んだ部分の方が近代に積んだ部分よりも崩れなかったというし、昔の人の知恵や技術は驚異だ。

 

そんなわけで今日もパクチーについて語ってしまった。これはパクチーブログか?

 

そうそう、ベルギーではパクチーがビールの原料となるなんていう情報も発掘した。カメムシビールということだろうか。