パクチー発芽について以前書かせていただいた。その後どうなっているのか、気にしている方がいらっしゃるかどうかはわからないが、続報である。

 

水をやればやりすぎて枯らし、水をやり忘れれば水不足で枯らす、植物キラーの私であるが、パクチーは無事生長中だ。

 

前回は一つの種から二つの双葉が出てくる不思議な様子に「おぉ~」と思った私だが、その後二つの双葉はそれぞれ支え合うようにしてすくすく育っている。さながら助け合いつつ人生を歩んでいくおしどり夫婦のようだ。二つの双葉の意味はこれだったのか。日本人が命名するとすればきっと「夫婦草(めおとぐさ)」などと名付けたに違いない。「おしどり草」でもよいかもしれない。

 

ところで現在5センチを上回る丈になった我がパクチーにはいよいよあのギザギザシェイプの本葉が出てきている。いよいよパクチーらしくなってきましたね!

 

そっと顔を近づけるとつん、と鼻を突く強い香り。パクチーと言うよりセリとか、パセリといったような香りである。パクチーはセリ科なのだ。「栴檀は双葉より芳し」と言うが、「パクチーもまた双葉より芳し」である。もう少し育ったら植え替えしようと思う。

 

つづく